2023年12月19日

12月18日ふるさとの風

1300の「にっぽんの風」7295kHzが良好である。12045と9705kHzは完全にスキップ、全く聞こえない。キャリアーの存在がわかるだけ、1330の「ふるさとの風」も同様である。7295kHzにはジャミングが出ているが、弱く全く影響はない。月曜日から新しい内容である。
ふるさとの風ニュースは、11月26日、都内において、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会、北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟、北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会、拉致問題地方議会全国協議会共催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が開催された。帰国拉致被害者曽我ひとみさんの発言が出ている。
 皆さん、こんにちは。本日はお休みの中、そして寒い中、たくさんの方がこの会場にお集まりいただき、本当にありがとうございます。数か月前、ちょっとしたことで、私が高校3年生の時に書いた作文をいただくことができました。
 その中には、母を思い、そして母にわびた、たくさんのエピソードが書かれていました。あまりにも長い時間が経ってしまっていたので、私もその頃こんな作文を書いたんだと、ちょっとびっくりした気持ちになりました。
 本当に母には苦労ばかりさせて、そして私がいろんなことで助けてあげられなかったことが、自分の言葉で書かれていました。何度も、何度も読み返しては泣きました。
 それからもう半世紀近くの時間が経ってしまいました。こんなに長い間、母に会えないなんて、夢にも思えないことでした。「もうすぐ会えるだろう。絶対に会える」と、ずっと思いながら今日まで来ました。
 母は今年12月で92歳になります。92歳って、皆さん自分が何ができるか少しお考えください。92歳、本当に自分のことが自分でできない歳です。本当に苦しいものです。
 日本にいればもしかしたら、畑仕事をしているかもしれません。でもあの北朝鮮ではどんなことがどのくらいできているのか、しっかり食べられているのか、しっかり歩けているのか、本当に心配です。
 もう21年前になりますが、日本の調査団が北朝鮮に来ました。その時に一枚の写真を出してきました。私はその写真を見て、「誰ですか」と、娘として恥ずかしくて、居ても立っても居られない気持ちでした。それは母の写真でした。
 21年前に見せられた写真。母だと分からず、「誰ですか」と聞いてしまいました。その後帰国を果たし、21年も過ぎてしまいました。こんなにも長い間、母と会うことができず、今目の前に母が現れても、本当に母だと思えるだろうかと思うことがあります。恥ずかしく、悲しいことです。
 どうか皆さん、皆さんのお力を今後ともお借りして、一日も早く北朝鮮に拉致された皆さんが、心から待っている家族の元に全員が帰国できるよう、私は心から願っています。そしてここにいらっしゃる皆様方も、きっとそう思っていると思います。
 今後とも、ご支援よろしくお願いいたします。今日はありがとうございました。

ふるさとの唱歌コーナーは「荒城の月」である。これは日本語放送のみに出ている。
今週の一曲、朝鮮語はORIGINAL LOVEの「接吻」と宇多田ヒカルの「First Love」の2曲が出ている。日本語放送は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。1347番組終了、終了テーマが10分間、1357に停波している。

1300の「しおかぜ」は6085kHzが概ね良好である。7280kHzはSOHへのジャミングが聞こえないため八俣の電波が浮かんでいる。月曜日は日本語放送から、先週土日と同じ番組である。後半1330は同じく朝鮮語放送である。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzがスキップ、全く聞こえない。7520、7290kHzは良好である。7290kHzのCNR1は弱く八俣の電波が優勢である。
懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンからの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、信ぴょう性は全くない。トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2021年11月新潟県民集会での収録メッセージが出ている。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2022年12月に開催された日本政府主催国際シンポジウムでの収録から、家族会代表になったことも述べている。同じく横田哲也さんから2021年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日、政府主催国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。この番組は2023年4月10日、21日、5月1日、11日、22日、6月2日、12日、22日、7月3日、14日、24日、8月4日、14日、24日、9月4日、15日、25日、10月5日、16日、11月6日、16日、27日、12月8日と同じ内容である。
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