2023年04月20日

4月19日ふるさとの風

ビルマ向けの放送がUAEと台湾から送信されているが、今一つ局名が良くわからない。これまでよりも放送時間が増えているようにも見えるが、違う局のようにも聞こえる。
21710kHzでは1200から1400まで出ているが、1300からは別局のようだ。各種情報を整理するとこんな具合かも。
17730kHzは状況証拠からすると台湾送信に見えるが、UAEとの情報がある。ビルマ語には聞こえない時間帯もあり詳細は不明である。Rohingyaでも出ているのかもしれない。
Burma News International
13710 uae 0100-0130
17730 twn 1130-1200
21710 uae 1300-1400

Mizzima Radio
21710 uae 1200-1300

Radio NUG
17790 twn 0200-0230
11940 twn 1400-1430

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は台湾送信が強力である。15475kHzは若干弱く影で何やらボソボソ。この時間は毎日同じ番組である。

1300の「しおかぜ」は6040と6165kHzが強力に聞こえている。6165kHzの混信も影響は少ない。水曜日は前半・後半とも英語放送である。
1405の7295と7325kHzも良好である。開始と終了はしおかぜのアナウンスで番組は「ふるさとの風」である。この番組は1705にも放送されている。

1430の「ふるさとの風」は3波とも強力である。懐かしい日本の歌は「どんぐりコロコロ」である。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2021年12月の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」である。この番組は2023年4月9日と同じ内容である。

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