きのうから新しい内容の「ふるさとの風」は3波とも概ね良好である。7295kHzが最も強力である。
「ふるさとの風ニュース」は11月12日カンボジア・プノンペンにて第25回ASEAN+3(日中韓)首脳会議が開催され、岸田文雄内閣総理大臣が出席、概要は以下のとおり。
北朝鮮は、先月来、我が国上空を通過するものも含め、極めて高い頻度で弾道ミサイルの発射を行っており、これは、国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であり、到底看過できない旨述べました。また、その上で、北朝鮮の全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルのCVIDの実現に向けて、国際社会が一体となり、安保理決議を完全に履行することが不可欠である旨述べました。更に、拉致問題の即時解決に向けて、各国に引き続き理解と協力を求めました。
他の参加国からも、北朝鮮による弾道ミサイル発射が極めて高い頻度で続いている状況に懸念が表明され、朝鮮半島の非核化及び安保理決議の完全な履行の重要性や、拉致問題の早期解決の支持に言及がありました。
翌13日のASEAN関連首脳会議で岸田文雄内閣総理大臣は、ジョセフ・バイデン米国大統領と会談、概要は以下のとおりである。
両首脳は、北朝鮮による前例のない頻度と態様での弾道ミサイル発射は断じて容認できないことで一致した上で、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、引き続き日米、日米韓で緊密に連携していくことを確認しました。また、岸田総理大臣から、拉致問題の解決に向けた米国の引き続きの理解と協力を求め、バイデン大統領から、全面的な支持を得ました。
また日米韓首脳会合を行ったところ、拉致問題に関する概要は以下のとおり。
三か国の首脳は、北朝鮮による前例のない頻度と態様での挑発行為が続き、更なる挑発も想定される中、日米、日韓、日米韓での連携は益々重要であるとの認識を共有しました。その上で、引き続き、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向けて、日米韓安保協力を始めとする地域の抑止力強化を含め、日米、日韓、日米韓で連携し、毅然とした対応を行っていくことで一致しました。
11月13日岸田文雄総理大臣は、尹錫悦韓国大統領と会談を行った。
両首脳は、北朝鮮が前例のない頻度や態様で挑発行為を行っていることは、日本及び韓国を含む地域の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威であり、且つ、国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であるとして、強く非難しました。その上で、両首脳は、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、日米韓の安全保障協力を含む地域の抑止力強化、安保理における更なる対応等について、引き続き日韓、日韓米で緊密に連携していくことを確認しました。また、尹大統領から拉致問題について改めて支持を得ました。
旧朝鮮半島出身労働者問題に関し、両首脳は、ニューヨークでの両首脳の指示を受けて外交当局間の協議が加速していることを踏まえ、懸案の早期解決を図ることで改めて一致しました。
ふるさとの唱歌コーナーは「ドレミの歌」が出ている。
今日の一曲、朝鮮語は1984年のヒット曲THE ALFEEの「星空のディスタンス」と2000年のヒット曲GO!GO!7188で「こいのうた」の2曲が出ている。日本語放送は1972年のヒット曲、吉田拓郎の「旅の宿」である。
1430の「ふるさとの風」はタシケント送信の7520kHzが聞こえるのみ。台湾送信はほとんど聞こえない、完全にスキップしている。懐かしい日本の歌は「雨降り」で始まった。「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへのメッセージ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからは2020年12月に収録したメッセージである。次に2019年12月収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信9705kHzは1458に停波するため尻切れである。この番組は2022年4月8日、28日、5月5日、20日、30日、6月10日、20日、30日、7月12日、22日、8月1日、11日、22日、9月2日、12日、23日、10月3日、14日、24日、11月4日、14日、24日、12月1日と同じ内容である。