9日の八俣からの電波は弱い。NHK Worldは結構強いが、「しおかぜ」はなぜか弱い。同じ出力とは思えない強さである。水曜日は英語放送が出ている。
同じく1300代の朝鮮語と日本語放送はこのところ台湾送信が強く受信状態は極めて良好である。9705、7295、そしてタシケント送信の7585kHzもクリアーに聞こえている。
今週の一曲、朝鮮語は岡本真夜の「TOMORROW」が出ている。日本語放送は1972年のヒット曲、天地真理の「一人じゃないの」である。最後の周波数アナウンスは依然として古いままである。
1405の6095kHzも弱く、ほぼジャミングと思しきノイズに魚漏れている。7335kHzはCNR2につぶされており全く聞こえない。
1430の「ふるさとの風」は9560kHzが若干弱くはなってきたが十分実用レベルで聞こえている。7290kHzは時々同波のCNR1が混信してバックで聞こえている。7525kHzもクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「思い出のアルバム」である。
拉致問題解説は、石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2021年4月9日、21日、5月1日、11日、21日、6月2日、12日、22日、7月3日、13日、23日、8月4日、14日、25日、9月3日、15日、25日、10月5日、15日、27日、11月6日、16日、27日、12月7日、17日、29日、2022年1月8日、18日、28日と同じ内容である。