2021年11月06日

11月5日「しおかぜ」

11月5日、金曜日1300の「しおかぜ」は7250kHzが聞こえている。7335kHzはNR1の混信が強く聞きづらい。前半は日本語放送、まず脱北者ら5人が金正恩を訴えたというニュースから。続いて10月23日の時事通信ニュースから、北朝鮮の人権問題を担当する国連のキンタナ特別報告者は北朝鮮制裁の緩和検討について、これに応じないとする報告書が出された。次に日本の国会議員選挙についてなど。
救出への道コーナーは増元輝明さん、新型コロナ感染者が激減したことなど。立憲民主党議員の拉致被害者に対する暴言について。
日本政府からご家族の声は増元るみ子さんへ、2020年6月収録の増元輝明さんからのメッセージが出ている。この後はいつものように緊急放送ISに次いで、日本への船による脱出に際しての注意喚起が告知されている。
「この放送を船の上で聞いている皆さん、日本へ船でやってくる場合、皆さんは当然危険を冒して日本を目指されるものと思います。無事願いが叶うようお祈りしています。皆さんが無事日本で保護されるために日本の近くに来たら次のことを守ってください。まず武器麻薬などを持っていれば犯罪者として扱われます。皆さんの近辺が危険になります。北朝鮮を脱出するとき必要であったとしても、日本へ着く前にすべて海に捨ててください。皆さんから攻撃されない限り、日本の警察も海上保安庁も軍も、皆さんを攻撃することはありません。
警察官、海上保安官など上陸した場所にいる人の指示に必ず従ってください。日本では犯罪を犯さない限り皆さんは保護されます。また拉致被害者など日本に関係のある人が乗っている場合、それを伝えてください。拉致被害者についての情報をお持ちの方はそれを伝えてください。これは一度だけではなく、警察にも海上保安庁にも、あるいは近くに一般の人達がいれば、それらの方々にも繰り返し伝えてください。
拉致被害者が乗っていれば、あるいは拉致被害者に関する情報があれば日本政府は皆さんに対して、それにふさわしい待遇をします。しおかぜでは船で日本を目指す方々のためにも、逐次情報を提供します。ぜひ今後も、しおかぜをお聞きください。」

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は7295、7585、9705kHzがクリアーに聞こえている。「ふるさとの風ニュース」は10月18日岸田総理は首相官邸で拉致被害者家族らと面会した。飯塚繁雄家族会会長の挨拶が出ている。岸田総理には、さっそく拉致問題を意識してもらい、面会を実現していただいたことは心強い、諸外国の力も借りながら、工程表を組んで、いつまでに何をするのか、目で見てわかるようにしてほしい旨の発言があった。
続いて横田早紀江さんからの発言、1対1の、岸田総理と金正恩委員長との間の、人間と人間との対話の中で、日本の強い姿勢をはっきりと表し、解決に向けて頑張っていただきたい、私たちも、どこまで行けるか分からない状態なので、元気な間に喜びをいただければ嬉しく思う。
今週の一曲は日本語放送のみで、1968年のヒット曲ピンキーとキラーズの「恋の季節」である。今年6月にも登場している。

1405の6070kHzは上からの被りが強い、7280kHzは若干信号も弱く、2波とも受信状態は悪い。

1430の「ふるさとの風」は9560、7525、7290kHzが良好である。7290kHzはCNR1をつぶして強力に聞こえている。懐かしい日本の歌は「汽車」で始まった。拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2020年1月島根県で開催の共同公開収録したメッセージ。そして2019年5月東京での国民大集会から。
今日の一曲は1984年のヒット曲、チェッカーズの「星屑のステージ」である。この番組は2021年4月8日、19日、30日、5月10日、20日、6月1日、11日、21日、7月1日、12日、22日、8月2日、13日、23日、9月2日、14日、24日、10月4日、14日と同じ内容である。

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