31日からのHCA各言語も全面的に変更が行われる。日本語放送は一部周波数変更のみで放送時間の変化は無し。ロヒンギャ語はこれまでの15分から30分に倍増、放送は毎日である。英語番組などでも31日からの周波数が繰り返しアナウンスされている。同局のウェブサイトにはB21のスケジュールが公開されている。
日本では受信できないが、5955kHzではオランダのローパワー局がすでに放送を始めている。連続で音楽だけを流しておりまだアナウンスが聞けない。
29日、金曜日1300の「しおかぜ」は弱い。ジャミングも弱く何とか聞き取りは可能である。金曜日は日本語放送から、まず、金正恩を訴えたというニュースから。続いて10月23日の時事通信ニュースから、国連の対北朝鮮制裁緩和についてのニュース。日本の国会議員選挙について。
そして、ペクトゥ山(白頭山)が噴火するのではないかというニュース。
救出への道コーナーは新型コロナ感染者が激減しているという内容。日本人の清潔志向とマスク着用率が99%以上という国民性かもしれない。
1300代の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。台湾送信が特に強力である。この放送も31日からすべて周波数変更が行われる。
1430の「ふるさとの風」は11995、9705、9450kHzが強力に入感している。懐かしい日本の歌は「富士の山」である。「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからは2020年12月に収録したメッセージである。次に2019年12月収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信は1458に停波するため尻切れである。最後の周波数アナウンスが聞けない。この番組は2021年4月13日、23日、5月3日、13日、24日、6月4日、14日、25日、7月5日、15日、27日、8月6日、16日、26日、9月6日、17日、27日、10月7日、18日と同じ内容である。