1300の「しおかぜ」は7280と6085kHzが出ている。いずれも受信状態は悪いが聞き取りは可能である。火曜日は日本語放送からで、ドニとと同じ番組が出ている。
ニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」はまず、「護衛司令部の粛清」についての解説。続いて、北朝鮮に飛ばしているビラについて、現在文在寅大統領は韓国内から飛ばすことを禁止している。
「救出への道コーナー」は2月4日85才の誕生日を迎えた横田早紀江さんからめぐみちゃんへの手紙が読まれている。
「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2019年9月国民大集会で収録されたメッセージが出ている。そして緊急放送ISに次いで、日本への脱出に関し注意喚起が出ている。後半1330は朝鮮語放送である。
後半1330は朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」は7270と6070kHzが出ている。7270kHzは同波のモンゴル語につぶされている。6070kHzへのジャミングはわからない。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1300代の朝鮮語と日本語扶桑は7295kHzが聞こえている。9705kHzは聞こえない。昨日から新しい内容である。作文コンクール英語部門の作品が朗読されている。日本語訳の概要。
拉致は日本と北朝鮮だけの問題ではなく、グローバルな問題
北朝鮮による日本人拉致は、長い間二国間で未解決の問題となっています。日本政府は、17 名の日本人を拉致被害者として認定しています。そのうちの5 名については、当時の北朝鮮の指導者・金正日が拉致を認めた2002 年に帰国が実現しました。拉致被害者らは、北朝鮮のスパイに日本の言葉や慣習、文化を教え込むよう強制されていたとされています。拉致は人権や自由を奪う行為であり、北朝鮮政府が人道や国際社会を軽視していることを表しています。
拉致問題の具体的な進展が見られない中、日本は今年、この問題を最も強く訴えてきた方の一人を失いました。1977 年に北朝鮮の工作員によって誘拐された当時13 歳の横田めぐみさんの父、横田滋さんがお亡くなりになったのです。滋さんとその妻・早紀江さんは、40年以上にわたって最愛の娘と他の拉致被害者の帰国を求めてきました。横田さんらの活動は、北朝鮮による拉致問題に関する情報を発信し続けたという点で、日本と世界に大きな影響を与えました。これほど長い間めぐみさんとの再会がかなわず苦悩されてきた横田さんご夫妻の辛さは想像を絶するものがあります。
日本と北朝鮮の間に外交関係がない現状では、米国、中国、韓国等の北朝鮮に影響力を持ち得る国々との連携を強化することが、問題の進展に不可欠であると思います。北朝鮮による拉致問題を「グローバルな問題」として認識し、同国への国際的圧力を一層強めていくことで、北朝鮮の指導者・金正恩に、この人権侵害の解決を迫ることができる可能性があります。9 月26 日、日本の菅義偉首相が国連総会でのビデオ演説で述べたとおり、拉致被害者のご家族がご高齢となる中、拉致問題の解決には一刻の猶予もありません。菅総理は、「条件をつけずに」金正恩委員長と会う用意があるとも述べました。
未成年者である私が、拉致問題のためにできることは限られているかもしれません。しかし、今回の作文を通じてこの悲劇的事件について伝え、友人や海外の若者とも議論することが、拉致問題への意識向上につながると確信しています。北朝鮮政府による核兵器やミサイルの開発は国際社会への脅威となっており、その動向を注視するよう人々に呼び掛けていくことは、北朝鮮が一体どのような国なのかという理解を深める上でも重要なことです。
私は幼少期の一部を北京で過ごしたことから、日本と中国の関係やアジア全体の外交問題に大きな関心があります。また、韓国のエンターテイメント文化が好きなので、英語の他に韓国語と中国語も勉強しています。韓国語を学ぶことは、日本人拉致や地域の安全保障などの問題に対して北朝鮮がどう見ているのかを知る良い手段だと思っています。こうした勉強を続けることで、私も拉致問題の解決に貢献できるようになれれば幸いです。
1430の「ふるさとの風」は7290kHzが同波のCNR1につぶされている。9560kHzは全く聞こえない。5895kHzが弱いながらもクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージ、2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2020年1月収録のメッセージである。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2020年6月の新しい収録である。同じく横田哲也さんからも2020年6月22日収録の国際社会に向けたメッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日の国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」が出ている。この番組は2020年8月17日、28日、9月7日、17日、29日、10月9日、29日、11月9日、20日、30日、12月11日、21日、31日、2021年1月11日、22日、2月1日、11日と同じ内容である。