1300の「しおかぜ」は5920と6165kHzが使用されている。5920kHzは強烈なジャミングの中から日本語放送が聞こえている。6165kHzへのジャミングはよくわからないが同波の混信で聞き取れない。先週と同じ番組が出ている。
土曜日は日本語放送から、ニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」から。最初に金正恩が死亡したのではないかというニュースが出ている。4月27日のCNNニュースなどから、何らかの手術をしたが、重体である、再起不能に陥っている。すなわち脳死状態になっているのではないか。
これから北朝鮮がどうなるか、中国が介入することは間違いなく、この時米国がどう出るかがカギとなる。
続いてコロナウィルス感染拡大状態について、4月26日現在、世界の感染者数などが報告されている。北朝鮮は感染者がいないとされるが、4月26日付の産経新聞などで報道されたように、死亡者が267人いるとされる。
救出への道コーナーは増元照明さんから、日本ではまだ「武漢ウィルス」のせいで、緊急事態宣言が解除されていない。金正恩の術後、重体、危篤についても述べている。韓国はこれを否定しているが、認めると韓国にとって不都合なことになることからうそをついているという。
「日本政府からご家族の声」は横田早紀江さんから、2020年1月収録のメッセージである。緊急放送ISに次いで、日本への脱出に関し、その方法と注意喚起が出ている。後半1330は朝鮮語放送である。
1405の6090と7295kHzも強力である。ジャミングの中、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1300代の朝鮮語と日本語放送は良好である。特に台湾送信が強い。タシケント送信は同も変調が浅く感じられる。
1430の「ふるさとの風」も3波とも良好である。タシケント送信の11995kHzはこの時間も変調が浅い、音声が信号強度の割には小さい。9560、9450kHzは強力である。懐かしい日本の歌は「月の砂漠」である。
拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2019年2月の手紙が代読されている。2018年は暑い夏と地震など大災害の起きたことを述べている。
今日の一曲は拉致問題の解決を願って歌われている、南こうせつの「国境の風」である。過去何度も登場している曲である。この番組は2020年4月4日、14日、28日と同じ内容である。周波数は各時間台湾送信一波のみアナウンスされている。