2020年04月23日

4月22日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送、今日の台湾送信は強力である。しかし9465と9940kHzはいずれも1328に停波している。約一分後、それぞれ9705と9455kHzに出てくる。この時間帯は毎日同じ番組である。
「ふるさとの風ニュース」は4月11日、第28回新型コロナウィルス感染症対策本部会議が開かれた。 会議では、新型コロナウイルス感染症への対応について議論が行われ安倍総理の発言が出ている。
「ニュース解説」は4月15日の韓国総選挙について。圧倒的与党の勝利で今後安定した政権維持ができる。
今週の一曲、朝鮮語は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」が出ている。昨年12月にも登場している。日本語放送は1972年のヒット曲、天地真理の「一人じゃないの」である。これは先月登場したばかりである。
「ふるさとの声」は北朝鮮の拉致問題解決の重要性を「命の授業」として扱っている立川第七中学校生徒の発言が出ている。認定拉致被害者の氏名、周波数アナウンスなどがあり、1357に番組終了、11875kHzは1400までENC Musicが流れている。

1300の「しおかぜ」はジャミングの中朝鮮語放送が聞こえている。なぜか6040kHzのジャミングが若干弱い、パル氏はを課としてほぼクリアーに聞くことも可能である。
1405はジャミングよりも同波の混信がうるさい。6165kHzにはジャミングが確認できない。CNR6の混信が強い。

1430の「ふるさとの風」は3波とも強力である。特に台湾送信の9450、9560kHzが良好である。懐かしい日本の歌は「雨降り」で番組開始。
拉致問題解説は田口八重子さんについて、1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2020年1月収録の新しいメッセージである。続いてお兄さん本田勝さんからも2020年1月収録のメッセージ。そして飯塚耕一郎さんから2019年12月のシンポジウムでの収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲、岡田奈々で「青春の坂道」である。昨年9月、今週の一曲で登場している。この番組は2020年4月9日、19日と同じである。

1500代の「イルボネパラム」9685kHzも強力である。この時間、9705kHzでRFAのチベット語がクリアーに聞こえている。まだジャミングが出ていない。今日からこの周波数へ出てきた。12110kHzから変更されたようだ。Kwait送信で強力である。

1600の「ふるさとの風」も台湾送信が強い。7335、9470kHzがクリアーに聞こえている。
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