6月15日、金曜日の「しおかぜ」、いつものように朝鮮語放送である。ジャミングは確認できない。受信状態は良好である。26分と56分に「日本政府からのメッセージ」が出ているが、6月1日までは朝鮮語で出ていた。しかし6月6日以降はこのメッセージだけが日本語で出ている。
1405の「しおかぜ」も6165kHzである。この時間もジャミングはわからない。受信状態は良好である。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1300と1330の朝鮮語と日本語放送、各波とも良好である。ジャミングは無い、わからない。この時間も毎日同じ番組が出ている。
1430の「ふるさとの風」は3波とも良好である。中でも9560kHzが最も強い。懐かしい日本の歌「春の日の花と輝く」で始まった。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージに収録されている、同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2018年3月17日、26日、4月14日、24日、5月4日、16日、26日、6月5日と同じ内容である。