24日、1300の「しおかぜ」は6040kHz、ノイズジャミングが出ている。さらに5kHz上にはパルスジャミングもあり受信状態はあまりよくない。それでも八俣の電波は強く、聞き取りは可能である。火曜日は拉致被害者・失踪者の氏名生年月日の読み上げである。失踪年月順に昨日の続きが読み上げられている。
1405の6070kHz、先週放送された27分番組が出ている。開始と終了に「しおかぜ」のアナウンス、番組本体は「ふるさとの風」である。
1300代の朝鮮語と日本語放送、9465と9705kHzがクリアーである。9940と9950kHzはちょっと弱い。昨日から新しい内容である。拉致問題インフォメーションは4月10日拉致被害者家族とハガティー米国駐日大使の面会について、加藤拉致問題担当大臣も同席した。
ニュース解説は「日米首脳会談」について、4月17日の首脳会談で拉致被害者の救出を依頼したことなど。安倍総理にとって最大の懸案でもある拉致問題の解決、果たして他人頼みでどこまで実現できるのか、核実験中止もさることながら、懐疑的な見方が強い。18日の記者会見でも、不幸な過去を清算し国交正常化をと発言しているのだが。
今週の一曲は朝鮮語が田原俊彦の「抱きしめてTONIGHT」、2015年6月以来2回目の登場である。日本語放送は1977年のヒット曲尾崎亜美の「マイ・ピュア・レディ」である。2011年以来の登場。
ふるさとの声は市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんからのメッセージ。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHzである。9450kHzは変調が浅く殆ど聞き取れない。9560と9960kHzは強力である。懐かしい日本の歌「春の日の花と輝く」で始まった。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージに収録されている、同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2018年3月17日、26日、4月14日と同じ内容である。