2018年04月24日

4月23日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」はすべて台湾送信、各波とも強力である。9465と9705kHzが変調も深く一番聞きやすい。
拉致問題インフォメーションは4月10日拉致被害者家族とハガティー米国駐日大使の面会について、米朝首脳会談では拉致問題も取り上げてほしいと切実な要望をしたことなど。ニュース解説は「日米首脳会談」について、4月17日の首脳会談で拉致被害者の救出を依頼したことなど。果たして他人頼みでどこまで実現できるのか、核実験中止もさることながら、懐疑的な見方が強い。18日の記者会見でも、不幸な過去を清算し国交正常化をと発言しているのだが。
今週の一曲は朝鮮語が田原俊彦の「抱きしめてTONIGHT」、2015年6月以来2回目の登場。日本語放送は1977年のヒット曲尾崎亜美の「マイ・ピュア・レディ」である。おそらく2011年以来の登場かも。
ふるさとの声は市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんからのメッセージ。何年に収録というアナウンスがなくなった。続いて12人の認定拉致被害者の氏名、情報提供先住所などのアナウンスがあり1357に終了。

1430の「ふるさとの風」はパラオ送信、台湾送信共に強力である。懐かしい日本の歌「どこかで春が」で番組開始。
拉致問題解説は、松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージで、2018年2月に収録した新しい内容である。2014年に92歳でお母さんが亡くなったことなども語っている。次いで弟松木信弘さんからも2018年2月収録のメッセージ。RFAからもこれらのメッセージが流れていると語っている。最後に二番目の姉松木照代さんから、これは以前と同じ2014年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、松木薫さんへの思いを込めて作られた局である。
この番組は2018年3月16日、25日、4月3日、13日と同じ内容である。今回も10日前と同じ番組が出てきた。
1600の「しおかぜ」は6090kHz、この周波数にもパルスジャミングが出ている。1300の6040kHzと同じ番組で、失踪者の氏名読み上げである。

1600の「ふるさとの風」は3波とも良好である、特に9470kHzが強い。1330と同じ番組で1627にアニメソング「ジャングル大帝」が追加されている。最後のスケジュール、周波数アナウンスは台湾送信の一波のみが日本時間で出ている。
1700の6155kHzも良好である。ジャミングは無い、この時間は1430と同じ番組が出ている。

1530のBBC、9900kHzが若干弱いがジャミングは確認できない。9615、7355kHzは極めて強力である。番組開始前に周波数アナウンスが出ている。
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