1300の「しおかぜ」は6040kHz、ジャミングは出ているが八俣の電波が優勢である。先週と同じ番組で、まず日本語放送から。いつものように緊急放送メッセージが出ている。ニュースとニュース解説番組日本海にかける橋では、世界ウイグル会議総裁一行が来日、ドルクン・エイサ世界ウイグル会議総裁の「しおかぜ」へのメッセージが英語で出ている。
続いて同執行委員長からの英語メッセージも出ている。そして北朝鮮崩壊に関するニュース、今や崩壊寸前の前夜であると述べている。救出への道コーナーは米朝会談が実現するのか、金正恩の北京への緊急訪問、中国が呼びつけたのではないかと、核兵器を放棄しない限り話し合いは決裂する。そうなれば軍事オプションが現実味を帯びてくる。今後事態の推移が注目される。
1323:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。1325:40に再び緊急放送メッセージ、最後に北朝鮮時間で放送時間と周波数がアナウンスされている。
1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は9900kHzを除きいずれも良好である。同じ台湾送信でも9900kHzだけが弱い。9903kHzのチベット語のほうが強い。
今週の一曲、朝鮮語放送では中村あゆみの「ともだち」が出ている。これは2015年5月以来の登場である。日本語放送は1978年にヒット曲、千昌夫の「北国の春」である。2015年5月以来久々の登場である。
ふるさとの声は松本京子さんへ、お兄さん松本肇さんからのメッセージ、2018年2月に収録したもの。最後の周波数アナウンスはこれまで通り台湾送信一波のみである。1357放送終了。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHzである。いずれも強力である。懐かしい日本の歌は「春の日の花と輝く」で始まった。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージに収録されている、同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は最初の歌が2018年3月17日から更新されているが、それ以外は最後の周波数アナウンスを含め以前と同じである。