1300代の朝鮮語、日本語放送、7295kHzがかろうじて聞こえている。拉致問題インフォメーションは、1月4日安倍総理の年頭記者会見から、北朝鮮関連部分が出ている。
「皆様、明けましておめでとうございます。
平成30年の始まりに当たって、先ほど伊勢神宮を参拝いたしました。第2次安倍内閣発足以来、6度目の新年を迎え、まず冒頭、これまでの国民の皆様の御理解と御支援に心からの御礼を申し上げます。
昨年、北朝鮮は、核・ミサイルによる挑発行動を一方的にエスカレートさせました。我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後最も厳しいと言っても過言ではありません。いかなる事態にあっても、国民の命と平和な暮らしは守り抜く。従来の延長線上ではなく、国民を守るために真に必要な防衛力の強化に取り組んでまいります。同時に、北朝鮮の政策を変更させるため、これからも国際社会と連携して、力強い外交を展開する。昨年の総選挙での国民の皆様からの信任を大きな力に、本年も毅然とした外交を進めてまいります。北朝鮮の核・ミサイル開発は、これまでにない重大かつ差し迫った脅威であります。我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後最も厳しい状況であると言っても過言ではないと思います。北朝鮮が我が国を始め、国際社会の平和的解決への強い思いを踏みにじり、挑発行動を繰り返していることを断じて容認するわけにはいきません。
我が国が安保理議長を務めた昨年12月に、北朝鮮問題に関する安保理閣僚級会合を開催しました。そして、昨年11月にトランプ大統領が来日した際、北朝鮮に対する圧力を最大限まで高め、北朝鮮の政策を変えさせていくということで完全に一致しましたが、この基本的な考え方にのっとって、日本が議長国として、この閣僚級会合において、核武装した北朝鮮は断じて受け入れられない、いかなる挑発行動にも屈することなく国際社会で一致結束して北朝鮮への圧力を最大限に高め、北朝鮮の政策を変えさせなければならない、この考え方において、国際社会の意志が改めて明確に示されることになりました。
このような国際社会の意志を具体的行動で示すため、石油精製品の供給を昨年と比べ9割削減するなど、制裁措置を前例にないレベルにまで一層高める安保理決議が、中国やロシアも賛成し、全会一致で採択されました。1月と2月、寒さが一層厳しくなっていく中、北朝鮮における制裁の効果を注意深く見極めてまいります。」
ニュース解説は「南北対話の再開」について。南北関係は、米韓同盟の上に成り立つ関係ということらしい。ふるさとの声は、2017年11月18日新潟市で開催された「忘れるな拉致 県民集会」における曽我ひとみさんのメッセージが出ている。
今週の一曲朝鮮語は1988年のヒット曲ZIGGYの「GLORIA」、昨年7月にも登場している、日本語放送は無し。12人の認定拉致被害者氏名、スケジュールの紹介などがあり1357に終了。
1300の「しおかぜ」は6085kHz、受信状態は概ね良好である。水曜日は前半・後半とも朝鮮語放送が出ている。
1430の「ふるさとの風」も7295kHzが良好である。9560kHzは弱い、パラオの9960kHzは全く入感なし。今日もコンサートの模様である。昨年8月10日、長野で開催された、北朝鮮による拉致問題への関心を高めようと、バイオリニストの五嶋龍さんが関西学院交響楽団チャリティーコンサート「プロジェクトR 拉致被害者を忘れないin長野」の公演から、
ドボルザークの交響曲第八番第四楽章、
ビゼーの歌劇「カルメン」前奏曲、
続いてバイオリニスト五嶋龍さんからのメッセージが出ている。このコンサートが北朝鮮向けにも放送されることを知ったうえで、こういう世界もあるということを知ってほしいと述べている。
スケジュールなどのアナウンスがあり1500に終了。この番組は1月10日と同じである。