1300に「しおかぜ」は6085kHz、木曜日は通常なら英語放送だが、4日も12月31日、1月1日、2日と同じ日本語放送から、ただ31、1日の放送は冒頭に君が代があり緊急メッセージは出ていない。
4日はいつもの緊急メッセージが出ている。
「拉致被害者の皆さん、北朝鮮におられる日本人の皆さん、事態が急変しています。しおかぜをはじめとする外国からの放送をお聞きください。日本に連絡できる方法があれば連絡してください。私たち特定失踪者問題調査会の連絡先は電話なら、国番号81の後に、9085179601、FAXの場合は81の後に356945059です。」
続いて、11月中旬以降、日本海岸に相次いで北朝鮮の木造船が漂着しているニュースから。
潮流の関係から自然に漂着することのない場所でも見つかっていることから意図的に工作員を上陸させたことも考えられる。これだけ大量な船が漂着するのは何か目的があるのではないか、北朝鮮内部で何かが起きている。11月下旬以降漂着した木造船についての詳細を伝えている。
番組の中では北朝鮮を脱出して日本へ向かう人たちへの注意喚起をしている。この寒い冬の時期は避けること、武器、麻薬は持ってこないこと、海上保安庁の指示に従うよう警告している。
続いて、国際刑事裁判所へ申し立てを準備していること。1月中にハーグへ出向き手続きをする準備をしているという。拉致の可能性のある人を含め550人を超す名簿とともに救済申し立てを行うものである。
救出への道コーナーでは、12月12日に増元るみ子さんのお母さんが亡くなったことを伝えている。1324:33に「日本政府からのメッセージ」、北朝鮮時間でスケジュールのアナウンスが出ている。
後半1330は朝鮮語放送が出てきた。引き続き受信状態は良好である。
1300代の朝鮮語と日本語放送は7295、9465、9705kHzが聞こえている。9950kHzも弱いながら時々浮かんでくる程度。この時間は毎日同じ番組である。
1405の「しおかぜ」は5935kHz、信号は極めて強力である。同波の混信もほとんどわからない。この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は7295と9960kHzが良好である。9560kHzは弱い。この時間は、2017年9月2日に豊中市立文化芸術センターで行われた大阪大学交響楽団と五嶋龍スペシャルチャリティーコンサートから、
ベルディーの「運命の力」序曲から、
チャイコフスキーの弦楽セレナーデ第一楽章と第二楽章、
1456に演奏終了、後はいつもの12人の拉致被害者氏名と毎日4回のスケジュールの紹介があり1500放送終了。