聞こえない「しおかぜ」をあちこちで聞いてみた。ソール近郊ではやはりCRIが強すぎて陰に隠れいる。フィンランドでは互角の勝負である。モスクワ、ワルシャワあたり、これから日没を迎える地域ではCRIの混信がほとんどない。昨日に次いでジャミングが出ていない!
1300朝鮮語、1330は日本語が出ている。昨日と同じ番組である。朝鮮語は1323:40に「日本政府からのメッセージ」が出ている。いつものように緊急放送メッセージから、続いて朝鮮人民軍の現状について、7月20日アジアプレスの報道から。除隊した人民軍の悲惨な状況などについて述べている。続いて10月20日の佐渡島での特別検証の結果報告が伝えられている。
1300代の朝鮮語と日本語放送はいずれの周波数も強力に入感している。後半は9705kHz以外はやや落ち込んできた。ジャミングは確認できない。一週間続いた最後の放送となる。
9950kHzはいつものように1343にTWRのISにかき消されてしまった。インド向け少数民族言語が1445まで出ている。
拉致問題インフォメーションは、9月25日総理官邸での記者会見から、安倍総理の発言が出ている。ニュース解説は韓国で高まる中韓関係改善」について。
今週の一曲、朝鮮語はクリスタルキングの「大都会」、今年3月にも登場している。日本語は1977年のヒット曲、狩人の「あずさ2号」である。過去幾度も使用されている曲である。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、7月8日に福岡で開かれた国民の集いから弟さん横田拓也さんの発言が出ている。最後の周波数アナウンスも昨日から使用されている台湾送信が各時間一波のみ告知されている。1357放送終了。
1430の「ふるさとの風」は7295、9560、9960kHzである。パラオ送信が聞こえるのみで台湾送信はスキップしている。9570kHzではKBSをつぶしてルーマニアのロシア語が強力に聞こえている。懐かしい日本の歌「月の砂漠」で番組開始。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。
ふるさとの声は有本恵子さんご家族からのメッセージ、お父さん有本明弘さんから、2015年8月日本政府制作のビデオメッセージに収録されているメッセージ。2017年3月に収録した有本明弘さんのメッセージ、続いてお母さん有本加代子さんから、2017年3月収録のメッセージ。2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した有本明弘さんのメッセージが出ている。
今日の一曲は2001年下半期放送のNHK連続テレビ小説「ほんまもん」のテーマ曲、千住明の「君を信じて」が出ている。初登場である。
今日の番組も日本の歌とメッセージの一部が新しい録音に差し替えられている。