4日の「しおかぜ」も7410kHzである。日本では聞こえないので、ソール近郊でのSDR受信でもやはりCRIが圧倒的に強い。北欧での受信ではアンテナの指向性にもよるが、「しおかぜ」がよく聞こえている。ジャミングは確認できない、出ていない!
10月20日、調査会による第7回佐渡特別検証 「佐渡宿根木・新穂」報告が放送されている。今回特に注目したのは昭和47年(1972)3月13日に起きたいわゆる宿根木事件を中心とする小木町(当時)の宿根木海岸を利用した工作員の出入事案であった。宿根木では分かっているだけでこれ以外に昭和36年(1961)6月中旬、工作員1名が密出国し、1名が入れ替りで密入国したとされる事件、昭和45年(1970)5月中旬には宿根木から工作員が潜入し佐渡汽船経由で東京へ向かった事件を起している。
続て救出への道コーナー、1425:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。再び緊急メッセージが出て、新しい周波数が各時間とも3波ずつ平壌時間でアナウンスされている。
1300代の朝鮮語と、日本語放送、7295kHzが良好である。ほかの周波数はスキップ状態、9465kHzが何とか実用になっている。
この時間は毎日同じ番組が続く。今週の一曲、朝鮮語はクリスタルキングの「大都会」、今年3月にも登場している。日本語は1977年のヒット曲、狩人の「あずさ2号」である。過去幾度も使用されている曲である。
1430の「ふるさとの風」は7295、9560、9960kHz、いずれもクリアーに聞こえている。9560kHzは時々ノイズが浮かんでくるが、これがジャミングなのか。かなり変動が激しいようだ。懐かしい日本の歌「ドレミの歌」で始まった。これも久々に聞く曲だ。2011年以来の登場である。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年齢を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月のメッセージ。お母さん横田早紀江さんから、同じく2017年4月収録のメッセージ。
2017年7月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin福岡」において収録した横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。今日の一曲は無し、台湾送信の新しい周波数アナウンスで終了。