1300代の朝鮮語と日本語放送、昨日の強さはどこへやら、短波放送の伝播状態は日々変動が激しい。4日、この時間帯の台湾送信はどの周波数も弱い。9465、9705kHzがかろうじて音になっている程度。
2日から毎日同じ番組が出ている。拉致問題インフォメーションは、9月17日都内で安倍首相は被害者家族と面談、「今年中に全拉致被害者の救出を!国民大集会」でのあいさつが肉声で出ている。
ニュース解説は「李容浩(リ・ヨンホ)外相の国連総会での演説」について。
今週の一曲、朝鮮語は岡本真夜の「TOMORROW」、台湾送信が一波追加された今年4月1日にも登場している。日本語は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」が出ている。昨年8月以来の登場である。
1300の「しおかぜ」は6040kHz、ジャミングは出ているが、八俣からの電波は強力である。水曜日は朝鮮語放送が出ている。前半、後半とも受信状態は極めて良好である。ジャミングの影響は全くない。
1405の「しおかぜ」は6165kHz、同波CNR6の混信があるものの、概ね受信状態は良好である。この周波数へのジャミングはわからない。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560kHzの台湾送信、9960kHzはパラオ送信である。この時間台湾送信はやや回復傾向、よく聞こえるようになってきた。9960kHzは強力である。
懐かしい日本の歌「波浮の港」で始まった。拉致問題解説は、曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。今も日本国内で多くの工作員が活動していることはよく知られている。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年にもなると訴えている。続いて2016年9月17日東京で開かれた「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」におけるひとみさんの訴えが出ている。
きょうの一曲は1977年のヒット曲石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」、2017年1月に朝鮮語放送でも登場している。この番組は2017年2月8日、17日、26日、3月7日、16日、25日、4月7日、16日、25日、5月13日、22日、31日、6月9日、18日、27日、7月6日、15日、24日、8月11日、20日、29日、9月7日、16日、25日と同じ内容である。