1300の「イルボネパラム」は9464、9900、9940kHzである。1330分の「ふるさとの風」は9705、9900、9950kHzのいずれも台湾送信である。9950kHzは9940kHzから切り替えのため1331の開始である。磁気嵐が取りざたされているが受信した限りでは全く影響はないようだ。この時間も台湾送信は強力である。ただ9950kHzは次第に弱くなってきた。
拉致問題インフォメーションは、8月17日日米安全保障協議委員会が開催され、日本側からは、河野太郎外務大臣及び小野寺五典防衛大臣が、米側からは,レックス・ティラソン国務長官及びジェームズ・マティス国防長官がそれぞれ出席した。以下、共同発表の概要が出ている。
「まず日米同盟については、トランプ政権の下での初めての「2+2」開催を歓迎した上で、北朝鮮による核開発やICBMの発射、東シナ海や南シナ海における情勢等、アジア太平洋地域の安全保障環境が一層厳しさを増す中、日米同盟を更に強化する意図を確認するとともに、同盟がアジア太平洋地域の平和と安全の礎であり続ける旨を確認した。
北朝鮮情勢については、北朝鮮による核・ミサイル開発は断じて容認できないとした上で、新たに採択された安保理決議の厳格かつ全面的な履行を含め、北朝鮮に対する圧力強化を更に進めていくことが必要である旨確認した。引き続き、日米、日米韓で緊密に連携しながら、中国及びロシアに更なる役割を果たすよう求めるとともに、北朝鮮の脅威を抑止するため、同盟としての防衛態勢の強化と能力の向上を図る具体的取組を進めていくことで一致した。」
ニュース解説は「北朝鮮6回目の核実験」について。9月3日午後3時30分(日本時間)に重大報道として発表した。
今週の一曲、朝鮮語は椎名林檎の「ここでキスして」、昨年11月以来の登場である。日本語放送は、1975年のヒット曲、小坂恭子の「思い出まくら」、これは今年3月にも登場している。
ふるさとの声は、4月23日に都内で開催された国民大集会から松木薫さんのお姉さん、斉藤文代さんの発言が出ている。
1300の「しおかぜ」は5965kHz、ノイズジャミングらしきものは出ているようだが、八俣からの電波はいつになく強い。S9+50dBを超す勢いである。ジャミングの影響は全くない。
金曜日は30分番組2回、一時間朝鮮語放送が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560の台湾送信と9960kHzのパラオ送信である。いずれの周波数も強力である。 全ての周波数へのジャミングは確認できない。台湾送信はフェージングが激しいようだ。
懐かしい日本の歌「雨降り」で放送開始、拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージ。2016年9月東京で開催された「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」において収録したもの。おなじく2016年9月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。最後に2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、最後の周波数アナウンスは台湾送信波のみが出ている。この番組は2017年2月9日、18日、27日、3月8日、17日、26日、4月8日、17日、5月5日、14日、23日、6月1日、10日、19日、28日、7月7日、8月3日、12日、21日、30日と同じ内容である。