2017年09月10日

9月9日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5965kHz、ジャミングはそれなりに、八俣からの電波も弱く受信状態は悪い。土曜日は日本語放送から。いつもの緊急メッセージから、続いて北朝鮮の核実験について、9月4日安倍総理の声明が読み上げられている。
金正恩が6・7月は経済施設関連を全く視察していないというニュース。救出への道コーナーは拉致被害者への呼びかけとして自分の身は自分で守ってほしいと述べている。1325に「日本政府からのメッセージ」が出ている。このあとまた緊急メッセージ。
後半1330は朝鮮語放送である。

1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」はいずれも強力に入感している。ジャミングは確認できない。この時間は毎日同じ番組である。
今週の一曲、朝鮮語は椎名林檎の「ここでキスして」、昨年11月以来の登場である。日本語放送は、1975年のヒット曲、小坂恭子の「思い出まくら」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHzである、各波とも強力である。9960kHzに出ているジャミングの影響は全くない。懐かしい日本の歌「星の界(よ)」で始まった。讃美歌312番(What a Friend We Have in Jesus)のメロディが使われていることでもよく知られている名曲である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での収録から。
続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージから同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。
この番組は2017年2月1日、10日、19日、28日、3月9日、18日、27日、5月6日、15日、24日、6月2日、11日、20日、29日、7月26日、8月4日、13日、22日、31日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は6165kHz、この時間今日もCRIのほうが強くかなり聞きづらい。番組は1300と同じものである。

1600の「ふるさとの風」は3波とも良好である。1330と同じ番組で最後の3分間はアニメソング「タイガーマスク」のおまけが付いている。
1700の「ふるさとの風」は6155kHz一波のみ、台湾送信で強力に入感している。この時間は1430と同じ番組である。
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