2017年07月11日

7月10日ふるさとの風

1300の朝鮮語と日本語放送、今日からまた新しい内容である。台湾送信各波はいずれも強力である。
拉致問題インフォメーションは6月26日訪米中の杉山外務次官の発言概要が出ている。
冒頭,杉山次官から,サリバン副長官の就任に対する祝意を表するとともに,今後,揺るぎない日米同盟の絆を更に強化していくべく,サリバン副長官と連携していきたい旨述べた。これに対しサリバン副長官から,杉山次官の訪問を歓迎するとともに,地域及び国際社会が直面する問題への対応のため,引き続き日米間で緊密に連携していきたい旨述べた。
両者は,日米関係,北朝鮮,南シナ海などの問題,アジア太平洋地域情勢等について意見交換を行った。両者はまた,アジア太平洋地域の安全保障環境がより厳しさを増しているという認識を共有した上で,インド太平洋を含めた様々な地域や国際社会の諸課題における日米の連携を確認した。
特に両者は,北朝鮮への対応に当たり,引き続き,安全保障面を含め日米及び日米韓の協力を進めていくことの重要性を確認した。また,杉山次官から,拉致問題は安倍政権の最重要課題である旨述べ,我が国の立場を説明し,両者は,拉致問題の早期解決に向けて日米で引き続き緊密に連携していくことを確認した。

ニュース解説は「北朝鮮のICBM発射実験」について。
今週の一曲は1979年のヒット曲ツイストの「燃えろいい女」、昨年5月にも登場している。
拉致問題解説は原敕晁さんについて、1960年6月中旬、北朝鮮工作員辛光洙によって宮崎県青島海岸から工作船に乗せられ拉致された。当時43歳で、李三俊・在日朝鮮人大阪府商工会理事長の経営する中華料理店「宝海楼」の店員をしていた。その後辛光洙は原さんになりすまし日本に不法入国、工作活動をしていた。偽造パスポート、運転免許証、国民健康保険証まで取得し、1985年2月、原さん名義の旅券を持って韓国に入国し逮捕され、韓国当局の取り調べによって原さん拉致事件が明らかにされた。1984年田口八重子さんと結婚、1986年死亡としているが何の根拠もなく、こうした事実はない。
スケジュールなどの紹介があり1357放送終了。

1300の「しおかぜ」は7215kHz、早くからジャミングが出ているが八俣の電波も健闘している。下と曜日は日本語放送、失踪者の氏名生年月日の読み上げである。
1405の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングはわからない。受信状態は極めて良好である。先週7月3日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHz、台湾送信、パラオ送信ともに良好である。ジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌「富士の山」で始まった。9960kHzは約2秒遅れで聞こえている。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで孫娘と面会するなど驚愕した話も出ている。
続いて2016年10月2日に開催された「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」で収録した横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
さらに2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。
今日の一曲は無い。この番組は2017年2月3日、12日、21日、3月2日、29日、4月11日、20日、29日、5月8日、17日、26日、5月4日、6月13日、7月1日と同じ番組である。
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