1300代の朝鮮語、日本語放送はいずれも台湾送信、角周波数とも信号は強く、受信状態は良好である。
拉致問題インフォメーションは6月26日訪米中の杉山外務次官の発言概要が出ている。
冒頭,杉山次官から,サリバン副長官の就任に対する祝意を表するとともに,今後,揺るぎない日米同盟の絆を更に強化していくべく,サリバン副長官と連携していきたい旨述べた。これに対しサリバン副長官から,杉山次官の訪問を歓迎するとともに,地域及び国際社会が直面する問題への対応のため,引き続き日米間で緊密に連携していきたい旨述べた。
両者は,日米関係,北朝鮮,南シナ海などの問題,アジア太平洋地域情勢等について意見交換を行った。両者はまた,アジア太平洋地域の安全保障環境がより厳しさを増しているという認識を共有した上で,インド太平洋を含めた様々な地域や国際社会の諸課題における日米の連携を確認した。
特に両者は,北朝鮮への対応に当たり,引き続き,安全保障面を含め日米及び日米韓の協力を進めていくことの重要性を確認した。また,杉山次官から,拉致問題は安倍政権の最重要課題である旨述べ,我が国の立場を説明し,両者は,拉致問題の早期解決に向けて日米で引き続き緊密に連携していくことを確認した。
ニュース解説は「北朝鮮のICBM発射実験」について。
今週の一曲、朝鮮語は2009年のヒット曲THE ALFEEの「星空のディスタンス」、昨年8月にも登場している。日本語は1979年のヒット曲ツイストの「燃えろいい女」、昨年5月に登場している。
拉致問題解説は原敕晁さんについて、1960年6月中旬、北朝鮮工作員辛光洙によって宮崎県青島海岸から工作船に乗せられ拉致された。当時43歳で、李三俊・在日朝鮮人大阪府商工会理事長の経営する中華料理店「宝海楼」の店員をしていた。その後辛光洙は原さんになりすまし日本に不法入国、工作活動をしていた。偽造パスポート、運転免許証、国民健康保険証まで取得し、1985年2月、原さん名義の旅券を持って韓国に入国し逮捕され、韓国当局の取り調べによって原さん拉致事件が明らかにされた。1984年田口八重子さんと結婚、1986年死亡としているが何の根拠もなく、こうした事実はない。
1300の「しおかぜ」は7215kHz、ジャミングはない、CRIの混信が強い。火曜日は日本語放送で、失踪者家族からの手紙の一部が読み上げられている。
1996年4月14日名古屋市で失踪の安西正博さんへ、お父さんの茂雄さんから、
2002年3月3日東京都荒川区で失踪の宮本直樹さんへ、お父さんの正栄さんから、
1983年12月28日大阪府堺市で失踪の山内和弘さんへ、お父さんの治男さんから、
1975年3月23日大阪市で失踪の竹内久美子さんへ、叔母さんの竹内春代さんから、
1987年12月末、埼玉県大宮市で失踪の佐々木正和さんへ、お姉さんの美智子さんから、
1998年5月12日福井県越前町で失踪の林雅俊さんへ、お父さんの俊雄さんから、
1956年1月14日徳島県美馬町で失踪の戸島金芳さんへ、妹さんの関谷美智子さんから、
1976年8月10日福島県原町市で失踪の坂上良則さんへ、お姉さんの舟山キヨ子さんから、
1985年10月1日青森県弘前市で失踪の木本佳紀さんへ、お母さんの和子さんからのメッセージ、
1960年6月19日東京都江戸川区で失踪の山下平さんへ、妹さんの鴇崎幸江さんと林田美津枝さんから、
1975年8月北海道札幌市で失踪の山田妙子さんへ、妹の阿部順子さんから、
1954年4月22日石川県で失踪の小西能幸さんへ、お姉さんの黒川敏枝さんから、毎日放送している短波放送を聞いてほしいと訴えている。
非公開のOさんへ、妹さんからの手紙
1325:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている、後半1330からも日本語放送で、引き続き失踪者家族の手紙の一部が読まれている。
1967年1月28日北海道釧路市で失踪の吉田雪江さんへ、姉の及川静江さんからの手紙、
1952年10月27日京都市で失踪の渡邊晃佐さんへ、弟の訓秀さんから、
1991年3月28日韓国で失踪の大政由美さんへ、お母さんの悦子さんから、
1994年2月3日フィリピン東方海域で失踪の仲桝忠吉さんへ、妹さんの與那原一子さんから、
1963年6月川崎市で失踪の高橋太一さんへ、お姉さんの大湖弥代江さんから、
1966年7月失踪の小林榮さんへ、弟さんの七郎さんから、
1977年9月16日下関で失踪の安村(尹)文夫さんへ、お姉さんの中島政子さんから、
1969年11月4日渋谷区で失踪の上田英司さんへ、お母さんの貞子さんから、
1988年失踪の林田幸男さんへ、奥さんの雪代さんから、
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんの文代さんから、
1998年失踪の中村三奈子さんへ、お母さんのクニさんから、
1953年失踪の徳永陽一郎さんへ、お姉さんの森川洋子さんから、
1976年失踪の国広富子さんへ、妹さんの辻口文子さんから、
1996年失踪のMさんへ、お父さんのKさんから
以上の方々からの手紙が読まれた。1355:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている、この番組は2014年6月11日、7月9日、8月6日、9月3日、10月15日、11月12日、12月10日、2015年1月14日、2月11日、3月11日、4月8日、5月6日、6月3日、7月1日、29日、9月2日、30日、11月3日、12月15日、2016年1月19日、3月1日、4月12日、5月24日、7月5日、8月16日、9月27日、11月8日、12月21日、2017年1月18日、2月28日、4月11日、5月31日とメッセージ内の周波数アナウンスを含め全て同じ内容である。
1405の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングはないが混信が激しい、聞き取りは十分可能である。それだけ八俣の電波が強いということか。この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHzである。この時間各波とも強力に入感している。懐かしい日本の歌は「夕焼け小焼け」と「トンボのメガネ」の2曲である。9960kHzは台湾送信よりも若干遅れている。
拉致問題開設は有本恵子さんについて。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。
ふるさとの声は有本恵子さんご家族からのメッセージ、お父さん有本明弘さんから、2015年8月日本政府制作のビデオメッセージに収録されているメッセージ。2015年4月24日東京で開催された「最終決戦の時不退転の決意で全員救出を国民大集会」から有本明弘さんのメッセージ、続いてお母さん有本加代子さんから、2015年3月収録メッセージと2015年8月日本政府制作のビデオメッセージに収録されている有本加代子さんのメッセージが出ている。
今日の一曲は1976年のヒット曲、岡田奈々さんの「青春の坂道」、これは半年ぶりの登場である。この番組は2017年2月4日、13日、22日、3月12日、21日、30日、4月3日、12日、21日、30日、5月9日、18日、27日、6月5日、23日、7月2日と同じ番組である。