1300代の「イルボネパラム」朝鮮語と、「ふるさとの風」日本語放送はいずれも受信状態は悪い。9465kHzも開始当初は強かったが、次第にじり貧、9705kHzも9950kHz同様ほとんど音にならない。朝鮮語今週の一曲は華原朋美のI'm proudと確認できた。昨年5月にも登場している。
金正男が暗殺されたことをめぐって、日本へ不法入国した際丁重に送還したことについて当時米国が不満を漏らしていたことが改めてクローズアップされている。拉致被害者の帰国と引き換えになぜしなかったのかということだ。ここでも拉致事件を解決させたくない連中が動いた。それは今現在も続いている。
その最たるものは日本のマスコミかもしれない。日本の政治家の批判はするが、北朝鮮のそれを批判することはない。すべて朝鮮半島に寄り添った報道ぶりである。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングはすでに1120から出している、今日は電力に余裕があったのか。八俣からの電波も強く、ほぼ互角の勝負。16日木曜日は前半後半とも英語放送である。
1405の「しおかぜ」は5935kHz、この時間もジャミングと喧嘩をしているが聞き取りは可能である。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、パラオ送信は強力である。しかしこのところ変調が浅いようだ、音声ファイルの転送をどんな方法でやっているのか知らないが、電話回線を使用しているような雰囲気である。
懐かしい日本の歌は「荒城の月」で始まっている。2月から番組編成替えがありこの曲の組み合わせは今回が最初となる。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2016年2月に収録したお兄さん石岡章さんからのメッセージが出ている。今日の一曲は1979年のヒット曲、円広志の「夢想花」、この時間の番組も最初の曲が変更されたのみで後は従来と同じである。周波数アナウンスは台湾送信のみが出ている。