2017年02月18日

2月17日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」は9465と9950kHz、久々台湾からの電波が強い。9465kHzは言うに及ばず、いつも聞こえない9950kHzも今日ばかりはビルマ語と混信しながら聞こえている。1315以降は混信もなく良好である。
1330の「ふるさとの風」の9705kHzも強力である。拉致問題インフォメーションは、1月20日衆議院本会議での安倍総理の施政方針演説で北朝鮮について述べている部分の紹介。また外務大臣の北朝鮮に関する部分の外交演説から。
ニュース解説は「北朝鮮の中距離弾道ミサイルの発射」について。2月12日の発射についての解説。続いて今週の一曲が出てきた。朝鮮語は華原朋美のI'm proud、2016年5月にも登場している。日本語放送の今週の一曲は山口采希の「願いの色 灯りをともせば 」が出ている。この放送では初登場となる。拉致問題解決に向けての思いを持つみんなのうたとして広く歌われている。
1)
鏡を引き出しにしまったなら 見上げよう
今こそ「愛」 今こそ「希望」を
君と手を取り歌うよ

笑い合いたい 声が聞きたい 抱きしめ過ごしたい
あの頃のまま そんな温もり 想像するばかり
全てに祈り 遠く叫ぶよ お願い会わせて
ただ普通の 何気ない暮らし
どうか この手に返して
2)
散らかった部屋から 海の見える丘へ行こう
雨雲を掻き分ける光に 声を重ねて届けよう

時が過ぎて 変わる街並み 一緒に歩きたい
驚き笑う そんなしぐさを 想像するばかり
汗を拭う 寒さ凌ぐ いろんな場所から
願いの色 灯りをともせば
ほら 新しい道が さあ 両手を広げて

笑い合いたい 声が聞きたい 抱きしめ過ごしたい
あの頃のまま そんな温もり 想像するばかり
全てに祈り 遠く叫ぶよ お願い会わせて
ただ普通の 何気ない暮らし
どうか この手に返して

「明日こそは」「明日こそは」を
もう 終わらせる時を
さあ 灯りをともそう

この後にふるさとの声、1月15日、広島市で開催の「拉致問題を考える国民のつどいin広島」で収録した横田めぐみさん友人佐々木紀子さんからのメッセージが出ている。この後はいつもと同じ、政府認定の拉致被害者氏名、スケジュールがアナウンスされている。

1300の「しおかぜ」は5935kHz、開始当初はジャミングにつぶされていたが、次第に弱くなった。金曜日の朝鮮語放送が強力に入感してきた。1356:30に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1405の「しおかぜ」も5935kHz、再びジャミングが強くなり完全につぶされてしまった。しかし八俣からの電波も強く時々日本語放送が浮かんでくる。この時間は「ふるさとの風」が放送されている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信はすっかり衰えてしまった。パラオ送信は強力である。懐かしい日本の歌「波浮の港」で始まった。この歌が登場するのは2010年11月以来のことである。
拉致問題解説は、曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年にもなると訴えている。続いて2016年9月17日東京で開かれた「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
きょうの一曲は1977年のヒット曲石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」、1月に朝鮮語放送でも登場している。この番組は2017年2月8日と同じである。

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