2017年02月13日

2月12日「しおかぜ」

1300代の朝鮮語、1330の日本語放送、台湾からの電波は弱い。9465と9705kHzが強力に聞こえている。拉致問題インフォメーションは1月15日、広島市で開催の「拉致問題を考える国民のつどいin広島」における加藤拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。2002年に5家族が帰国して以来何の進展もなく年月だけが経っている。いまだ帰国できないことは痛恨の極みといつもと変わらぬ言葉が繰り返されている。
ニュース解説は「中国専門家の見方」について。今年の新年辞でICBMがいつでも発射できるとしている。しかし1月2日にはトランプ氏が北朝鮮がICBMを発射することはないだろうとつぶやいている。このことに関し中国が重大な関心を持っているという内容。
朝鮮語今週の一曲は槇原敬之の「どんなときも」、昨年6月にも登場している。日本語放送は1974年のヒット曲ずうとるびの「みかん色の恋」、2015年6月以来の登場である。

1300の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングは弱く影響はないが、中国語の混信が激しい。にと曜日は朝鮮語放送から、後半1330か日本語放送で、昨日と同じ番組である。1340ごろからジャミングが強くなり、ほぼ全滅、聞き取り困難である。

1405の「しおかぜ」も5935kHz、ジャミングは弱くなり、かつチベット放送の混信も少なくなった。概ね受信状態は良好である。この時間は日本語放送で、先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾とパラオの両波ともよく聞こえている。特に9960kHzは強力である。懐かしい日本の歌「富士の山」で始まっている。この曲も2010年10月以来の登場である。
拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで孫娘と面会し、驚愕した話も出ている。続いて2016年10月2日に開催された「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」で収録された横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
さらに2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。
今日の一曲は無し。この番組は2017年2月3日の再放送である。
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