1300台の台湾送信は強力である。昨日に続き朝鮮語、日本語放送ともによく聞こえている。今週の一曲朝鮮語はチェッカーズの「涙のリクエスト」、2013年10月以来の登場かも。日本語放送は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、この曲は1430の今日の一曲でよく登場している。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングは聞こえない、中国語の混信も弱く受信状態は良好である。土曜日は日本語放送から、先週と同じ番組が出ている。ニュースとニュース解説番組、まず北朝鮮と中国の関係についての解説。続いて金正恩の足について、左足を引きずっている映像が流されている。北朝鮮の学生たちは勉強よりも、金稼ぎに熱心だという話、デイリーNKの報道から。1322:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。このメッセージは以前のままで「ふるさとの風」の周波数アナウンスはA16のままである。あとはいつものように緊急放送ISの後、日本への緊急連絡用電話番号FAX番号、Eメールアドレスなどが告知されている。後半1330は朝鮮語である。八俣からの電波は一層強くなりローカル並みに聞こえている。日本語の時は聞こえなかったが、バックでわずかにジャミングの出ているのが確認できる。放送終了後はジャミングが強烈に出ているのがわかる。
1405の「しおかぜ」も強い、ジャミングを抑え込んでいる。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波とも強力である。特に台湾送信の9560kHzが強い。懐かしい日本の歌は「夕焼け小焼け」と「トンボのメガネ」の2曲が出てきた。2010年代と同じパターンである。
拉致問題開設は有本恵子さんについて。1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。
ふるさとの声は有本恵子さんご家族からのメッセージ、お父さん有本明弘さんから、2015年8月日本政府制作のビデオメッセージに収録されているメッセージ。2015年4月24日東京で開催された「最終決戦の時不退転の決意で全員救出を国民大集会」から有本明弘さんのメッセージ、続いてお母さん有本加代子さんから、2015年3月収録メッセージと2015年8月日本政府制作のビデオメッセージに収録されている有本加代子さんのメッセージが出ている。
今日の一曲は1976年のヒット曲、岡田奈々さんの「青春の坂道」、これは半年ぶりの登場である。この後の周波数アナウンスも新しくなっているが、台湾送信の周波数のみが出ている。