9月26日といえばあの伊勢湾台風で5000人以上もの死者が出てから今年で57年がたった。当時は今のように天気予報もなくこれだけ大型の台風が来ることはほとんどの人は知らなかった。
その教訓から2年後、富士山頂に気象レーダーが作られ、ラジオ、テレビでも天気予報が放送されるようになった。1999年まで35年間富士山頂で活躍したドームは道の駅富士吉田に「富士山レーダードーム館」として見ることができる。
道の駅富士吉田にあるドーム館
富士サファリーパーク近くにある裾野市立「富士山資料館」に展示している初期の機器の一部。
1300の「ふるさとの風」は今日からまた一部新しい内容となる、しかしながら台湾からの電波はほぼスキップ状態、朝鮮語、日本語放送ともほとんど聴き取れない。特に9950kHzは全くまからない。
ニュース解説は「北朝鮮李容浩外相国連総会演説」について。9月23日、国連総会で一般討論演説を行い、米国による核戦争の脅しに対抗し、国家の核戦力を量、質ともに強化するための措置を取り続けると述べ、対決姿勢を鮮明にしている。拉致問題解説は、政府認定の拉致被害者について、北朝鮮側の対応について述べている。
今週の一曲、日本語放送は1977年のヒット曲山口百恵の「コスモス」、一年ぶりに登場した。
1300の「しおかぜ」は5985kHz、ノイズジャミングだけが出ているが弱い。八俣からの電波も若干弱い。月曜日は前半後半とも失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。
1430の「ふるさとの風」は台湾送信の9560とパラオ送信の9960kHz、台湾送信は完全にスキップ、全く聞こえない。ジャミング全く無い。
懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年になる。続いて2015年9月東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今日の一曲は1976年のヒット曲荒井由実の「あの日にかえりたい」、2013年11月以来の登場。この番組は2016年4月15日、17日、26日、5月14日、23日、6月1日、10日、19日、28日、7月7日、16日、25日、8月12日、30日、9月8日、17日と同じ内容である。