1300代の9900と9950kHz、両波ともきわめて強力である。一週間続いた最後の番組である。9910から9950kHzにかけてジャミングは出ているようだが極めて弱い、この影響は全くない。
バンド自体のコンディションは良好で31mbは賑やかである。台湾からの電波が強いこともあり、6230kHz以上のSOH各波がよく入感している。
1300の「しおかぜ」は5985kHz、ノイズジャミングは30分以上も前から出ている。さらに1309:44にはPipジャミングも加わりほぼ完全につぶされてしまった。時々朝鮮語が聞こえてくる。後半は日本語放送、ほとんど聞き取り不可能である。
1405の「しおかぜ」は7325kHzジャミングは5985kHzに垂れ流し、この周波数は何時もジャミングは出てこないが、CRIの混信が強く受信状態は悪い。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波とも強力である。ジャミングは全くない。台湾送信が2秒近く早く聞こえている。懐かしい日本の歌「月の砂漠」で始まっている、拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2016年2月のお兄さん石岡章さんからの肉声によるメッセージが出ている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている曲のひとつである。この番組は2016年4月16日、25日、5月4日、22日、31日、6月9日、18日、27日、7月6日、15日、24日、8月2日、20日、29日、9月7日、16日と同じ内容である。