1300の「しおかぜ」は5965kHz、強力なPipsジャミングは1245:27に出現した。日曜日は朝鮮語放送から。昨日1330と同じ番組である。後半1330は日本語放送、これも昨日1300と同じ番組である。1313:25にジャミング停波、受信状態がよくなってきた。ただノイズジャミングがまだ出続けている。
冒頭部分は先週と同じで、中波放送開始のアナウンスである。実際には直前に北朝鮮からの横やりが入り、今もって中波放送は始まっていない。
7月15日札幌市で開催された拉致被害者の全員救出を願うコンサートで歌われた歌を2曲。まず山口采希さんの「空と海の向こう」、続いて宇佐美由美子さんは「無事を祈りて」が放送された。
北朝鮮について書かれた短編小説「告発」が日本語に翻訳され出版されたというニュース。「救出への道コーナー」では8月12日は、るみねえが拉致されてから38年たった。その吹上浜で情報提供活動が行われた。ユキエ娘がおばさんに語り掛けている。
1300の「「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は9900と9950kHz、いつものように9910kHzへジャミングは出てきたが拡がりがなくKTWRだけの妨害である。送信機のトラブルが解消したのか。477週最後の番組が出ている。しかしそうではなかった、1445に一気にジャミングが幅を利かせてきた、更に1457には9975kHzへもジャミングが。拉致問題インフォメーションは7月28日、国連安保理議事長として開催した「アフリカにおける平和構築」における公開討論から岸田外務大臣ステートメントなど。ニュース解説は「国連安保理の対北朝鮮非難声明発表に反対した中国」について。
拉致問題解説は田中実さんについて。1978年6月、北朝鮮からの指示を受けた大阪の中華料理店主の在日朝鮮人により、言葉巧みに誘い成田からウィーンに出国させ、その後、北朝鮮に拉致したものである。当時28歳である、2005年拉致被害者に認定された。日本にはスパイを取り締まる法律はなく、この在日朝鮮人も国内に住んでいたが、2014年死亡したとされる。
ふるさとの声は、増元るみ子さんの友人から2015年に収録したメッセージ。今週の一曲は朝鮮語が 岡本真夜の「TOMORROW」、昨年4月にも登場。日本語は1974年のヒット曲、あいざき進也の「気になる17才」、昨年7月に初登場して以来である。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波とも強力に入感している。ジャミングの影響はないが、音声がとぎれとぎれで聞きづらい。日曜日は1430まで9965kHzで使われておりこの時も音声が切れ切れである。
ところがこの1300代の9965kHzはR.Japanの弁狩り語が誤送出されている。1337に通常の英語番組に切り替わった。
懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年になる。続いて2015年9月東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今日の一曲は1976年のヒット曲荒井由実の「あの日にかえりたい」、2013年11月以来の登場。この番組は2016年4月15日、17日、26日、5月14日、23日、6月1日、10日、19日、28日、7月7日、16日、25日、8月12日と同じ内容である。