2016年08月21日

8月20日「しおかぜ」

8月20日は「近隣諸国放送研究フォーラム」に出席のためリアルタイムでの受信はできなかったが、そこはパソコンに留守番をしてもらった。
1300の「しおかぜ」は5965kHz、いつものジャミングはやや遅れ放送開始直後1306に出てきたようだ。ただそれほど強くはなく日本語放送はそれなりに聞こえている。冒頭部分は先週と同じで、中波放送開始のアナウンスである。実際には直前に北朝鮮からの横やりが入り、今もって中波放送は始まっていない。
7月15日札幌市で開催された拉致被害者の全員救出を願うコンサートで歌われた歌を2曲。まず山口采希さんの「空と海の向こう」、続いて宇佐美由美子さんは「無事を祈りて」が放送された。
北朝鮮について書かれた短編小説「告発」が日本語に翻訳され出版されたというニュース。このあたりからジャミングが強くなり聞き取り困難に。

1430の「ふるさとの風は9560と9960kHz、両波ともジャミングは無く受信状態は良好である。土曜日は懐かしい日本の歌「月の砂漠」で始まっている、拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2016年2月のお兄さん石岡章さんからの肉声によるメッセージが出ている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている曲のひとつである。この番組は2016年4月16日、25日、5月4日、22日、31日、6月9日、18日、27日、7月6日、15日、24日、8月2日と同じ内容である。

1600の「ふるさとの風」は9470と9960kHz、1430同様クリアーに聞こえている。
1600の「しおかぜ」は5915kHz、すでに1505にノイズジャミングを出してきた。八俣の電波は強くジャミングの影響は少ない。1430の放送では聞き取れなかった「救出への道コーナー」では8月12日はるみねえが拉致されてから38年たった。その吹上浜で情報提供活動が行われた。ユキエ娘がおばさんに語り掛けている。

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