1300の「しおかぜ」は5965kHz、八俣の信号は極めて強力、S9+50dBを超す勢いでジャミングは全く分からない。土曜日は日本語放送から、先週と同じ番組が出ている。
まず中波放送開始のアナウンスから。実際にはまだ始まっていないがこの告知は7月23日以降同じ内容である。
「しおかぜをお聞きの皆さん、しおかぜはこれまでの短波放送に加え、ピョンヤン時間7月30日0時から30分間、周波数1431kHzで中波放送を開始することになりました。中波放送も短波放送同様に毎日放送します。
これからの「しおかぜ」はピョンヤン時間22時30分から0時5分までは短波放送、0時から0時30分までは中波放送、そして1時30分から2時30分までは短波放送でお聞きいただくことができます。新たに始まる中波放送は1431kHz、ピョンヤン時間0時から0時30分に放送します。
どうかこれからも短波・中波の「しおかぜ」をぜひお聞きいただき、可能な限り私たちに情報をお送りください。私たちは必ず皆さんを救出いたします。」
続いて7月15日に札幌で開催された、「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録から、1968年稚内市内で失踪した齊藤裕さん姉、齊藤由美子さんからのメッセージ、
続いて1967年失踪の紙谷慶五郎、圭剛、礼人、速水さんへ娘さん北越優子さんのメッセージ、
1978年 拉致された増元るみ子さん弟、増元照明さんのメッセージが放送された。増元るみ子さんへのエールが送られている。
「救出への道のコーナー」はいつもの増元照明さん、今回の東京都知事選挙で、元TBSのアナウンサー、拉致議連副会長などの経験者「小池ゆり子」氏が選ばれたことなどを述べている。1322:15に「日本政府からのメッセージ」が出ている。1324:25にはいつもの緊急放送ISに次いで、日本への連絡用電話・FAX番号などがアナウンスされている。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、この時間のジャミングは確認できない。先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。連日、1429にはCRIにつぶされてしまう。
1300の「イルボネパラム」と1330の「ふるさとの風」は9900と9950kHzジャミングは無い、両波とも強力に入感している。この時間は毎日同じ番組である。1328:30に9910kHzへ強烈なジャミングが出てきた。9950kHzが若干この影響を受けている。
拉致問題インフォメーションから、7月26日ラオス訪問中の岸田外務大臣、一連の東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議での北朝鮮関連の声明など。また7月29日に、内閣府において、子ども霞が関見学デーのプログラムとして「拉致被害者御家族(松木信宏さん)のお話しを聴こう」が行われ、参加した子どもたちは、拉致問題啓発パネル展の見学や、アニメ「めぐみ」を視聴した後、松木信宏さんの話しを熱心に聴いたり、一生懸命にメモを取る子どもや、夏休みの自由研究のテーマに拉致問題を取り上げるなど有意義なプログラムとなった
ニュース解説は「THAAD配備問題に韓国非難を強める中国」について。ふるさとの声は松木薫さんへのメッセージ、お姉さんの斉藤文代さんからで、今年3月福岡で開催した合同公開収録でのメッセージが出ている。
今週の一曲、朝鮮語は沢田研二の「勝手にしやがれ」、過去何回も登場している曲である。日本語は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」が出ている 。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、パラオ送信の9960kHzもジャミングの絵お経はない。台湾送信の9560kHzが1秒ほど早く聞こえている。
懐かしい日本の歌「お馬」で始まっている。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、2016年3月18日福岡西鉄ホールで開催された公開収録でのお姉さん斉藤文代さんのメッセージ。帰国も果たせず、両親が亡くなったことを述べている。同じく2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。最後に2016年2月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」でこれまでと同じである。この番組は2016年4月18日、5月6日、15日、24日、6月2日、11日、20日、29日、7月8日、8月4日と同じ内容である。