2016年06月20日

6月19日「しおかぜ」

1300代の9900と9950kHzは今日もジャミングは無い、受信状態は良好である。一週間同じ番組が続いた。拉致問題インフォメーションは5月25日伊勢志摩サミットにおけるオバマ大統領との首脳会談から、北朝鮮に関する部分のやりとりから。また28日デビー・イトゥノ・チャド大統領、ハシナ・バングラデシュ首相、シリセーナ・スリランカ大統領、トンルン・ラオス首相、フック・ベトナム首相との会談も伝えている。
ふるさとの声は3月18日開催された合同公開収録から増元留美子さんのお姉さん平野フミ子さんのメッセージ。今週の一曲、朝鮮語はウルフルズの「ガッツだぜ!!」、2015年5月、2016年3月にも登場している。日本語は1978年のヒット曲、堀内孝雄「君の瞳は一万ボルト」、2012年、2015年10月にも登場している。
最後の周波数アナウンスは朝鮮語、日本語とも4月1日から追加された台湾送信のみである。

1300の「しおかぜ」は5935kHz、ノイズジャミングが出ているが八俣の信号の方がはるかに強い、影響はほとんどない。先週並びに昨日と同じ番組である。前半朝鮮語、後半は日本語放送である。
劇団夜想会の総務担当の石村昌一さんからのメッセージが出ている。全国各地で「めぐみへの誓い」を公演している劇団で、2014年以降は内閣府の主催で行われている。
続いてG7先進7ヶ国首脳会談について。韓国外相が初めてキューバを訪問したというニュース。
救出への道コーナーでは、6月5日福岡市役所で「北朝鮮人権侵害問題啓発集会」開催された様子などについて。
1405の「しおかぜ」も5935kHz、引き続き受信状態は良い。この時間は「ふるさとの風」が放送されている。

1430の「ふるさとの風」は9560kHz台湾送信と9960kHzパラオ送信の2波である。両波ともジャミングは全くない、受信状態は極めて良好である。懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年になる。続いて2015年9月東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
今日の一曲は1976年のヒット曲荒井由実の「あの日にかえりたい」、2013年11月以来の登場。この番組は2016年4月15日、17日、26日、5月14日、23日、6月1日、10日と同じ内容である。

1600の「ふるさとの風」は9470と9960kHz、両波ともジャミングは全くない。受信状態は良好である。1430と同じ番組が出ている。

1600の「しおかぜ」は6165kHz、ノイズジャミングが出ているが放送波の方が強くほとんど影響はない。前半朝鮮語、後半は日本語放送である。放送終了後の1707にジャミングは止まっている。
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