1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は9900と9950kHz、両波ともジャミングは無く受信状態は良好である。この時間は毎日同じ番組が出ている。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、開始前からノイズジャミングを出している。それほど強いものではなく受信状態は概ね良好である。土曜日は日本語放送から、先週と同じ番組である。
劇団夜想会の総務担当の石村昌一さんからのメッセージが出ている。全国各地で「めぐみへの誓い」を公演している劇団で、2014年以降は内閣府の主催で行われている。
続いてG7先進7ヶ国首脳会談について。韓国外相が初めてキューバを訪問したというニュース。
救出への道コーナーでは、6月5日福岡市役所で「北朝鮮人権侵害問題啓発集会」開催された様子などについて。
1322:15に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330は朝鮮語放送、1400に放送終了、ジャミングが同波の中国語をつぶしている。
これに続く1405からの「しおかぜ」も5935kHz、開始当初はジャミングが出ていたが、1410には停波したようだ。「ふるさとの風」の番組が放送されている。受信状態は極めて良好である。拉致問題インフォメーションは、5月20日衆議院の特別委員会冒頭、加藤勝正拉致問題担当大臣のワシントンDC訪問の報告から。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お父さん松木信弘さんからのメッセージ、2016年2月21日収録。今週の一曲は桜井純恵さんの「母恋し」、2010年9月以来の登場である。大正時代に沖縄で作曲された名曲である。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHzの2波、どちらもジャミングは無い、いつものことながら台湾送信の9560kHzが早く聞こえている。懐かしい日本の歌「月の砂漠」で始まっている、拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2016年2月のお兄さん石岡章さんからの肉声によるメッセージが出ている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている曲のひとつである。この番組は2016年4月16日、25日、5月4日、22日、31日、6月9日と同じ内容である。