1300代の朝鮮語と日本語放送は9900と9950kHzのいずれも台湾送信、ジャミングは出ていないようだ、聞こえない。受信状態は極めて良好である。まず拉致問題インフォメーションは3月31日ワシントンDCでの核セキュリティサミット日米韓首脳会談の概要について。
日米韓三か国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中で、地域の平和と安定に責任を有する日米韓三か国の首脳が一堂に会し、法の支配やルールに基づく行動の重要性を確認するとともに、北朝鮮問題を中心とする様々な地域及びグローバルな問題について有意義な意見交換が行われた。
三首脳は、北朝鮮の核・ミサイル能力の進展は、地域のみならず国際社会全体の安全に対する直接的かつ重大な脅威であるとの認識を共有した。三首脳は、こうした状況に対処するためには、安全保障分野における日米韓協力を一層進めていく必要があり、引き続きあらゆる分野で日米韓の緊密な協力を強化していくことを確認した。三か国の外務・防衛当局間で、具体的な安保・防衛協力を前進させるべく事務方に指示することで一致した。
また、三首脳は、強い内容の安保理決議第2270号の採択によって,各国独自の措置とあいまって、国際社会の断固たる姿勢を示すことができたことを評価し、北朝鮮関連の安保理決議の着実な履行の重要性を再確認した。
さらに、安倍総理から、拉致問題をめぐる日本の立場を説明し、オバマ大統領と朴大統領から改めて、日本の取組に対する理解と支持を得た。
ニュース解説は「韓国の総選挙」について。与党の惨敗を伝えている。ふるさとの声は市川修一さんへ、2016年2月収録のお兄さん市川健一さんからのメッセージ。
今週の一曲は3月18日に福岡市西鉄ホールで開かれた共同公開収録から、横田めぐみさんの同級生バイオリニスト吉田直矢さん演奏の「コスモスのように」が放送された。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、激しいノイズジャミングが出ており受信状態は悪い。木曜日は英語放送が出ている。八俣の電波は強力ではあるが、それ以上にジャミングも強い。
1405の「しおかぜ」も5935kHz、幾分ジャミングが弱くなり中国語の混信も目立ってきた。「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜは拉致被害者に関する北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」
1430の「ふるさとの風」は台湾送信の9560とパラオの9960kHz、パラオ送信の方が強い。いずれも受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。ウランバートルで面会した孫娘とされる話も出ている。
続いて2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における横田早紀江さんの訴えが出ている。あの手この手を使い孫娘キム・ウンギョンと会わせるなど、現体制下ではトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
さらに2015年8月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin三重」における横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。この番組は2016年4月10日、12日と同じ内容である。今回は9日目に同じ番組が出てきたことになる。