1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送、9900kHzは極めて強力である。ところが音声がダブって聞こえている。9950kHzと混線しているようだ。1304にはその症状も消え正常に戻った。9950kHzは若干信号が弱い、両波とも同じ台湾送信だが送信地の違いなのかかなりの差が出ている。この時間は毎日同じ番組が出ている。
後半1330は「ふるさとの風」である。今週の一曲は3月18日に福岡市西鉄ホールで開かれた共同公開収録から、横田めぐみさんの同級生バイオリニスト吉田直矢さん演奏の「コスモスのように」、朝鮮語、日本語とも同じ曲である。
1300に「しおかぜ」は5935kHz、いつものジャミングが聞こえない。中国語の混信も聞こえず受信状態は久しぶりに良好。22日金曜日は朝鮮語放送である。
北向け放送へのジャミングは無いが、22日は11680kHz以下の短波もすべて顔を出している。「統一のこだま放送」も6250kHzの他3970kHzも2kHzほど下で聞こえている。もっともここはいつも音質が極めて悪い。
1405の「しおかぜ」はジャミングが出てきた、しかし八俣の電波は強く全く影響はない。受信状態は良好である。この時間も毎日同じ番組、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信が約0.7秒ほど早く聞こえている。当然同じ番組、懐かしい日本の歌「春の歌」で始まった。昨日から再放送のローテーションが変わっている。11日の放送がまた出てきた。拉致問題解説は有本恵子さんについて、1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声は有本恵子さんご家族からのメッセージ、お父さん有本明弘さんから、2015年8月日本政府制作のビデオメッセージ。続いてお母さん有本加代子さんから、2015年3月収録メッセージと2015年8月日本政府制作のビデオメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」、約一年ぶりの登場である。この番組も今回放送分から一部のメッセージが差し替えられている。