1300代の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングは出ているが、八俣の電波が強くほとんど影響はない。受信状態は良好である。先週と同じ番組が出ている。前半は日本語によるニュースとニュース解説番組「日本海にかける橋」、中国も国連の北朝鮮制裁決議案についに賛成した。3月27日から30分放送時間を延長したという案内、放送時間と周波数アナウンスが出ている。
中国と北朝鮮の関係悪化についての解説。相次ぐ各事件などに対する国連の北朝鮮制裁決議案に中国も賛成したということなど。
「救出への道コーナー」では去る3月18日に開催された公開収録から、山口采希さんの「空と海の向こう」が放送されている。1352:17に「日本政府からのメッセージ」、新しい周波数アナウンスが出ている。緊急放送ISに次いでこれまで通り日本への連絡用電話番号などが告知されている。後半は同内容の朝鮮語放送、引き続き受信状態は良好である。
ひきつづき1405の「しおかぜ」5935kHzは極めて良好である。ジャミングも止まってしまった。この時間は毎日同じ番組が「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜは拉致被害者に関する北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」のアナウンスのあと「ふるさとの風」が一週間遅れで放送されている。
1300の9950と9900kHz、今日9日は両波とも強力な入感である。やはり9900kHzの方が変調も深く、信号レベルは同じでも聞きやすい。前半朝鮮語、後半は日本語放送である。ジャミングは全くない。
9日土曜日は1430の「ふるさとの風」も1330と同じ内容である。9960kHzパラオ送信は言うに及ばず、9560kHzの台湾送信も極めて強力である。この時間9590kHzのRTIロシア語も強い。
拉致問題インフォメーションは、去る3月18日に福岡市西鉄ホールで開催された公開収録が開催されたこと。初めての地方開催の共同公開収録である。ニュース解説は「日米韓首脳会談」について、3月31日ワシントンでの三国首脳会談の模様から、北朝鮮の挑発をどこまで抑えることができるが焦点。韓国との軍事情報包括保護協定の話も、前回は韓国が協定拒否をしているが、今回は賛成に回るのではないかと楽観的な見方。
ふるさとの声は3月18日に開催された、公開収録での訴え、増元るみ子さんのお姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、続いて松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんからのメッセージ。
今週の一曲、朝鮮語は1988年のヒット曲工藤静香の「MUGO・ん…色っぽい」、昨年7月にも登場している。日本語は3月18日の公開収録でのコンサートで歌われた山口采希さんの「空と海の向こう」が出ている。拉致対策本部のオンデマンド放送ではこの曲も「著作権上の理由により」カットされている。拉致被害者救出のための曲も聞かせないようだ。9900と9950kHzは1357に終了、一方1430の9560と9960kHzは1457番組終了のあと、いつものBabcock Musicを流している。