1300代の朝鮮語と日本語放送は9900と9950kHz両波とも台湾送信だが、昨日に続きコンディションが悪い。信号は弱く聞き取りはできるがかなりノイジーな受信状態である。
拉致問題インフォメーションは、去る3月18日に福岡市西鉄ホールで開催された公開収録が開催されたこと。初めての地方開催の共同公開収録である。ニュース解説は「日米韓首脳会談」について、3月31日ワシントンでの三国首脳会談の模様から、北朝鮮の挑発をどこまで抑えることができるが焦点。かんこくとの軍事情報包括保護協定の話も。
ふるさとの声は3月18日に開催された、公開収録での声、増元るみ子さんのお姉さん平野フミ子さんから、松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんからのメッセージ。
今週の一曲、朝鮮語は1988年のヒット曲工藤静香の「MUGO・ん…色っぽい」、昨年7月にも登場している。日本語は3月18日の公開収録でのコンサートで歌われた山口采希さんの「空と海の向こう」が出ている。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、ノイズジャミングが出ているが、八俣の信号が勝っている。中国語の混信は軽微、私大にジャミングが強くなってきた。金曜日は朝鮮語放送が出ている。
1405の「しおかぜ」も5935kHz、ただこの時間は自前の番組ではなく、拉致対策本部の「ふるさとの風」を出している。一週間目の1330に放送されていた番組である。ジャミングの中聞き取りは可能である。
1430の「ふるさとの風」は9560kHz台湾送信と9960kHzパラオ送信、この時間はどちらの電波も強力である、ジャミングは聞こえない。懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野フミ子さんから2014年10月収録のメッセージが出ている、36年ぶりにカセットテープが発見され声を聴くことができたことなど。 同じく平野フミ子さんから2015年4月26日の「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における訴えが出ている。中国残留孤児と同じように50年以上経たないと帰ってこれなのかと深刻な訴えである。同じく昨年8月収録のビデオメッセージから。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2016年2月5日、14日、23日、3月3日、12日、21日、30日と同じ内容であるが最後の周波数アナウンスは新しく差し替えられている。
1430の11570kHzで「西蔵之声」西蔵語が出ている、どうやら誤送出のようで、1457:50に朝鮮語に切り替わった。ということはこの11570kHz「北朝鮮改革放送」はタシケントそれともタジキスタン送信?