2016年01月31日

1月30日「しおかぜ」

30日の7400kHz、ジャミングは聞こえない、八俣からの電波は強力というほどではないがよく聞こえている。SINPO34443程度。土曜日は日本語放送から、先週と同じ番組が出ている。
1月14日収録の篠田昭新潟市長の「しおかぜメッセージ」が出ている。1977年に横田めぐみさん、失踪当時13歳が拉致された新潟市中央区の現場で、北朝鮮向け短波ラジオ「しおかぜ」の収録に臨み拉致被害者らに向け、「38年前に横田めぐみさんが寄居中学校から自宅に帰る道中、拉致された場所に立って呼びかけています。何の罪もない皆さんが、ある日突然、愛する家族から無理やり引き離され、異国に拉致されたまま戻ってくることができない状況を考えると胸が張り裂ける思いだ、市民と一丸となって、皆さんを取り戻すことを絶対諦めない、必ず日本に帰って来ると信じ、その日を待ち望んでいる」などと約2分間のメッセージが放送された。
続いて金日成の死亡についての解説、韓国の月刊誌「月刊朝鮮」に掲載された記事から。1月16日、金日成社会主義青年同盟創立70周年記念中央報告大会で崔龍海が過去と同じ肩書で「朝鮮労働党中央委員会」の祝辞を読み上げていたことなど。救出への道コーナーは核実験を行ったことなどについて。
後半1330は朝鮮語放送、ほぼ同様の受信状態である。

1300の9950kHz、台湾送信は影も形もない状態、わずかにキャリアーの存在はわかるが全く受信不可能である。後半も状況は変わらず。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、1427:40に電波を出している。英語番組のあとこの日本語放送が出てくる。パラオからの受信状態は良好である。この時間は「ふるさとの風」特別番組として、拉致被害者御家族ビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。週6日間出ており、1月30日で115回目の再放送である。この番組は昨年9月19日、土曜日からこの時間に放送され続けている。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、ジャミングはわからない、パラオからの信号も強く受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始。拉致問題解説は有本恵子さんについて、1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声はお父さん有本明弘さんから、2014年12月13日に開催された「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録されたもの。
お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージは、2015年3月の収録。続いて2015年4月26日東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録した明弘さんの訴えがでている。今日の一曲はない。この番組は2015年11月1日、10日、28日、12月7日、16日、2016年1月3日、12日、21日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は5990kHz、この時間八俣からの信号が強力である。この周波数になって一bsン強いのではないか、5kHz下のCRIよりも強い。受信状態は良好である。1300の7400kHzと同じ番組である。
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