31日のテレビ番組に、最近何かと話題の、拉致被害者蓮池薫さんのお兄さん蓮池透さんが出演していた。出版した本のタイトルが強烈とかで、この本を元に国会で質問をしたあほな議員がいたことなどかなり怒り心頭な発言があった。この番組の出演者大方の見方はやはり現体制下では今後とも誰一人帰国はあり得ないとする意見がほとんど。
この状態があと何十年も続けば拉致された本人はもとより家族も、現状維持であるはずがない。拉致は北朝鮮のテロ行為、何も見返りをするような事柄ではない。工作員呼ばわりされ、名誉棄損で訴えたいくらいだとも、もう何十年も北朝鮮で生活をしており、果たして本人はどう考えているのだろうとも。安倍さんは拉致問題を踏み台にして総理大臣になったと、完全に洗脳されている。
1300の「しおかぜ」7400kHzは昨日同様CRIの混信はあまり目立つこともなくよく聞こえている。にと曜日は朝鮮語放送から、先週と同じ番組である。後半1330は日本語放送、引き続き受信状態は良好である。1月14日収録の篠田昭新潟市長の「しおかぜメッセージ」などが出ている。
同じく1300の9950kHz、朝鮮語放送は強力に入感している。拉致問題インフォメーションは、1月17日から23日までマルズキ・ダルスマン国連北朝鮮人権状況特別報告者が来日した。来日目的は、COI報告書提出から2年を経て、次なるステップとして北朝鮮の法的責任追及をビジョンとし、政府、特に法執行機関である法務省、最高裁等から聴き取りを行って来たとしています。また、北朝鮮による人権侵害や抑圧により危険な対外政策が生じるとし、結果、国連人権理事会から安保理へとステージを変え、国際的安全保障問題へ発展しているとしている。
同じく、1月16日に香川県高松市で政府拉致問題対策本部、香川 県、香川県議会北朝鮮日本人拉致問題早期解決促進議員連盟の共催で「拉致問題を考える県民大集会」が開催された。加藤勝信拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。
ニュース解説は「朴槿恵大統領の国民向け談話」について。今週の一曲は東京藝術大学の弦楽四重奏による「ふるさと」である。昨年12月12日、北朝鮮人権侵害問題啓発週間のイベントとして、北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」と「しおかぜ」が共催で、『北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録 ~希望の光、届け海を越えて!~』で演奏された。
後半1330は日本語放送、かなり信号が落ち込んできた、幾分ノイジーな受信状態である。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、日曜日この周波数は9930kHzが1430まで出ており、約15秒後に出ることが多い。この時間は「ふるさとの風」特別番組として、拉致被害者御家族ビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。週6日間出ており、1月31日で116回目の再放送である。この番組は昨年9月19日、土曜日からこの時間に放送され続けている。