2016年01月28日

1月27日ふるさとの風

1300の9950kHz、台湾送信は強力である。ジャミングも聞こえない、受信状態は極めて良好である。前半朝鮮語、後半は日本語放送である。拉致問題インフォメーションは、1月17日から23日までマルズキ・ダルスマン国連北朝鮮人権状況特別報告者が来日した。来日目的は、COI報告書提出から2年を経て、次なるステップとして北朝鮮の法的責任追及をビジョンとし、政府、特に法執行機関である法務省、最高裁等から聴き取りを行って来たとしています。また、北朝鮮による人権侵害や抑圧により危険な対外政策が生じるとし、結果、国連人権理事会から安保理へとステージを変え、国際的安全保障問題へ発展しているとしている。
同じく、1月16日に香川県高松市で政府拉致問題対策本部、香川 県、香川県議会北朝鮮日本人拉致問題早期解決促進議員連盟の共催で「拉致問題を考える県民大集会」が開催された。加藤勝信拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。
ニュース解説は「朴槿恵大統領の国民向け談話」について。1月13日に発表された談話から、北朝鮮の核実験は韓国の安全保障に対する重大な挑発で、わが民族の生存と未来に対する深刻な脅威、北東アジア地域はもちろん、全世界の平和と安全を脅かす容認できない挑発である。今後、朝鮮半島はもちろん、地域の安保情勢に重大な変化を招き、北朝鮮の核問題の性格を根本的に変える可能性があるとしている。
拉致問題解説は久米裕さんの事案について。1977年9月19日石川県宇出津海岸付近にて失踪した事件である。現場付近で逮捕された工作員(在日朝鮮人)の供述から、久米さんは、北朝鮮からの指示を受けたこの補助工作員に海岸まで連れ出され、北朝鮮工作員に引き渡されたことが判明している。
今週の一曲は朝鮮語、日本語放送とも同じ、東京藝術大学の弦楽四重奏による「ふるさと」である。去る12月12日、北朝鮮人権侵害問題啓発週間のイベントとして、北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」と「しおかぜ」が共催で、『北朝鮮向け短波ラジオ放送「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録 ~希望の光、届け海を越えて!~』で演奏された。
1357に番組終了、通常ならすぐにキャリアーが切れるが、すぐにベトナム語が出てきたが1357:30に停波した。この時間RTIのベトナム語は中波1206kHzが使われている、この送信サイトは民雄のはず。
27日水曜日はこのあと1430と1600の日本語放送も同じ番組が出ている。1430のパラオ送信もクリアーに入感している。1457に番組終了、いつものBabcock Musicが流れている。

1300の「しおかぜ」は7400kHz、CRIビルマ語の混信が激しい、ほとんど聞き取り不可能である。水曜日は前半、後半とも朝鮮語番組が出ている。1357にCRIが終了、1358:50に5kHz下にCRIが出るまでの2分弱だけよく聞こえる。
1600の「ふるさとの風」も1330と1430と同じ番組が出ている。信号は強く、受信状態は極めて良好である。ジャミングは全く聞こえない。10kHz上のRFAへのジャミングはさらに強いが、パラオからの信号も健闘している。

1600の「しおかぜ」は5990kHz、この時間は5kHz下のCRIに完全にマスクされており、全く受信不可能である。時々その陰から朝鮮語が聞こえてくる。
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