16日土曜日の5910kHz、強力なPipジャミングが出ており受信状態は悪。前半日本語放送、先週と同じ内容である。12月30日に朝鮮中央通信が、金養建(キム・ヤンゴン)対南書記の死去を伝えた言うニュースから。交通量の極めて好きない時間帯に事故死は不自然とされている。こうした情報操作に注意するよう呼び掛けている。
自由アジア放送の情報として、金正恩の新年辞に平壌市民は冷たい反応を示していると伝えている。強制国家と言いながら、自由な生活は少しもないと不満を漏らしている。
救出への道コーナーは増元照明さん、今年の日本の冬は比較的暖かいが、かの地はどうなのだろうと拉致された身の上を案じている。北朝鮮は8人の死亡を覆すことはなく帰国させようとはしない。
16日は春川近くにPERSEUSサーバーが上がっており、ここで聞く5910kHzは全くジャミングはなくクリアーに聞こえている。1322:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。このあとスケジュールの紹介、日本への連絡用電話番号などがアナウンスされている。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは無い、9950kHzに垂れ流しである。パラオの信号は強くよく聞こえている。この時間は「ふるさとの風」特別番組として、拉致被害者御家族ビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。週6日間出ており、1月16日で103回目の再放送である。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、ジャミングはわからない、パラオからの信号はいつもの強さはないがよく聞こえている。懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我ミヨシさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も国内で工作員が活動している。まして北朝鮮へ救出に行くこともできない。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2015年2月27日収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。
今日の一曲は1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などでも登場している。この番組は2015年9月30日、10月9日、18日、24日、11月5日、12月2日、11日、20日、29日、2016年1月7日と同じ内容である。
おなじく1600の「しおかぜ」は5955kHz、Pipジャミングと互角の勝負である。先週と同じ番組が出ている。比較的受信状態は良く内容の聞き取りは可能である。先週から土日の日本語と朝鮮語番組が入れ替わっている。
Pipジャミングは1700:58に止まった。