一般にはなかなか報道されないの拉致に関する記者会見、どうでもいい芸能人の個人的なことを公共の電波を使って垂れ流している。
1月8日行われた特定失踪者問題調査会記者会見の模様をまず聞いていただきたい。冒頭部分に、毎日放送している「しおかぜ」の短波周波数の詳細について述べているのが注目される。
その中で述べているように、やはり現在の5910と5955kHzは100kW送信とされている。
以下は調査会ニュースから。
SLBM 【調査会NEWS2086】(28.1.9)
北朝鮮がSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の発射映像を公開したそうです。担当者は本当にご苦労なことです。次はマジンガーZか鉄人28号みたいなロボットの映像も公開してくれるかも知れません(そういえば鉄人28号は旧陸軍が開発した秘密兵器ということでしたし)。いや、場合によっては弾道ミサイルがホワイトハウスを直撃する映像も出てくるかも。
そもそも北朝鮮という国は歴史のスタートから偽造していました。金日成が抗日闘争をやって国を開放したとか、朝鮮戦争に「勝った」とか、拉致など一度もやったことがないとか、嘘に嘘を塗り重ねて作ってきた国ですからSLBM位は何ということもないのでしょう。私もときどきFacebookでフォトモンタージュ(合成写真)を載せて遊んでますが、あれとレベルは大差ありません。
ですから大事なことは「なぜ北朝鮮はこんな嘘をつくのか」と考えることです。そうすると意外と北朝鮮の本音が見えてきます。水爆だSLBMだとしきりにやるのは北朝鮮の中が制御不能な状態になりつつあるか、あるいはなっているということではないでしょうか。前に書いたように金日成は息子金正日との権力闘争に敗れて死んでいきました。その後遺症は明らかに残っており、またそもそも北朝鮮の歴史は政府樹立以前から権力闘争の歴史でした。金正恩がその例外であるはずはありません。
SLBMがどうとか水爆がどうとか、技術的なことでああでもないこうでもないというのは報道のネタにはなるでしょうが、現実には枝葉末節だと思います。いずれにしても北朝鮮にはウラニウムがあるのですし、今後もこの体制が続く限りミサイルも核も開発をやめるはずはありません。本当に止めたいなら何をどうするべきか、もっと現実を直視すべきです。