2015年12月20日

12月19日「しおかぜ」

1300の5985kHz「しおかぜ」は強力に入感している。Pipジャミングが出ているがほとんど影響はない。前半は朝鮮語放送、後半1330は日本語放送である。先週と同じ番組が出ている。
RFAが伝えるニュースから、10月6日に新しくできた元山の葛麻(カルマ)飛行場で爆破物が発見され、「現地指導」が中止されたと伝えている。現場保存から今も飛行場が満足に使えない状態だという。
北朝鮮工作機関の資料について、これは先日新聞報道されたとおりである。これに対し朝鮮総連が何度も抗議しているという。これはとりもなおさず事実だという証で、北朝鮮からの指令を受け抗議をしているものである。
12月10日、ソールで韓米日の北朝鮮自由化のための合同会議が開かれたこと。
12日に生中継で共同公開収録が行われたことなど。この特別番組は年末(12月31日の予定)にも再放送される。金日成の演説について、1949年2月モスクワで行った演説の一部音声がまた流されている。
救出への道コーナーは増元照明さんの話。1352:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。12月3日、加藤拉致問題担当大臣が、あさがおの会(横田めぐみさん御家族支援の会)主催の「めぐみちゃんと家族のメッセージ~横田滋写真展」のオープニングイベントに出席し、挨拶をしたという内容。
後は10月25日から放送時間が変更になったこと、日本への連絡用電話・FAX番号の告知が出ている。受信するロケーションによってはPipジャミングが強力に聞こえるようだ。アンテナのし好性もあるがここではほとんど聞こえなくなってきた。

同じく1300の9950kHz、開始時の朝鮮語は強力に聞こえている。後半日本語放送もほぼ同じ状態である。若干男身があるが内容の聞き取りは可能である。
今週の一曲、朝鮮語は藤井フミヤの「TRUE LOVE」、おそらく初登場の曲である。日本語放送は1974年のヒット曲アグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」、これは2014年4月以来の登場である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの信号は強力、受信状態は極めて良好である。この時間は「ふるさとの風」特別番組として、拉致被害者御家族ビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。週6日間出ており、12月19日で79回目の再放送である。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、いつもの強さはないがジャミングもなくよく聞こえている。懐かしい日本の歌「月の砂漠」で始まった。この曲が終わった途端停波、しかし30秒後に再開した。
拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月ごろ大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者のよって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2015年3月のお兄さん石岡章さんからの手紙が代読されている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている曲のひとつである。この番組は2015年10月26日、12月10日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は5910kHz、八俣の信号はそれほど強くはないが、ジャミングはなくまあそれなりに。1300の5985kHzの方が状態はよかった。前半朝鮮語、後半日本語放送で先週と同じ番組である。

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