2015年11月30日

11860kHz Arabic

チベット放送の中国語が出ている周波数だが、時々バックでアラビア語も聞こえる様になった。11月30日も既に0350頃から1kHzのトーン信号を出しているのが聞こえている。 0357:20からRadio Sana'aのISが流れてきた。局名アナウンスに続き国歌が聞こえている。

周波数は正確に出ており、チベット放送より約3Hzほど低く出ている。連日リモート受信をしているが、終了近くにRadio SaudiのISが混ざって聞こえている事が有る。
こうした混線は北朝鮮では日常茶飯事だ。長波帯では別局の混線が有るが、これは混信扱い、ルクセンブルグ現象とも言われているが、中波や短波帯でもあり得るが気付かないだけ。同じ局の混線は送信所内で起きている。こうしたことからイエメンの放送がサウジから送信されていることは確実である。
ただこの時間開始する放送は限られており送信サイトはリアドの可能性が高い。サウジアラビアはHFCCに100波の登録があり、実際に放送されているのはこの半分以下である。

ヨーロッパ各地で強力に受信できるが、0657には11855kHzでCRIのアルバニア中継が開始するためその強力な電波につぶされてしまう地域が多い。
11860kHzの終了をチェック、やはり11855kHzのCRIが強くどこも受信状態はいまいちよろしくない。国歌で終了、1kHzのトーン信号は出ないうちに0900:44にキャリアーオフ。
Posted by Hiroshi at 16:08│Comments(0)Africa/ME
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