2015年11月12日

11月11日ふるさとの風

11付の朝刊に北朝鮮工作員要請文書入手という記事がトップで扱われていた。今も日本国内で工作員が活動していることはい知られているように、特別目新しい記事ではない。この新聞らしい記事である。このことは今日付けの調査会ニュースにも取り上げられている。

10月22日から28日まで安倍総理はモンゴルをはじめ中央アジア5か国を訪問した。各国首脳との会談で拉致問題解決への協力を呼びかけた。ニュース解説は「日韓首脳会談」について。拉致問題インフォメーションは「拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取組についての報告」から拉致問題に関する理解促進についての部分を紹介している。
 拉致問題に関する理解促進について、法は、政府及び地方公共団体が、拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題に関する国民世論の啓発を図るよう努めるものと定めている。政府は、これまで、ポスター、DVD、パンフレット、小冊子等の制作・頒布、インターネットによる発信等に加え、拉致問題対策本部と関係地方自治体等との共催による啓発行事(平成26年6月茨城県、8月栃木県・北海道、9月石川県・秋田県、10月鳥取県、11月鹿児島県、平成27年1月東京都、2月宮城県)等を実施し、理解促進・啓発の一層の強化に取り組んでいる。
また、拉致問題について国際社会の理解促進を図るため、平成26年9月にスイス(ジュネーブ)において、平成27年5月にはニューヨークにおいて拉致問題啓発イベントを実施したほか、平成26年11月、我が国の国連代表部が、ニューヨークにおいてアニメ「めぐみ」の上映会を行った。このほか、12月には米国及び韓国から対北朝鮮ラジオ放送関係者ら計7名を招聘し、拉致被害者御家族へのインタビュー及び拉致現場の視察等を実施した。なお、政府は、対北朝鮮短波ラジオ放送を通じて、拉致被害者等に向けて、政府の取組や国内外の情勢に関する情報、さらには、御家族の声や励ましのメッセージを送っている。
ふるさとの声は市川修一さんへ、お兄さんからのメッセージが出ている。
今週の一曲、朝鮮語は五木ひろしの「それは黄昏」と判明した。日本語放送は1972年のヒット曲、森昌子の「同級生」、2012年3月以来の登場である。

1300の「しおかぜ」は7400kHz、Pipジャミングが出ているが八俣の信号も強い。概ね受信状態は良好である。11日水曜日は前半、後半とも朝鮮語放送が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオの信号は強力で、ジャミングは無い、聞こえない、受信状態は良好である。11日もこの時間の日本語放送は「ふるさとの風特別番組」として、日本政府が制作した拉致被害者家族のビデオメッセージに収録されている中から、ご家族のメッセージが放送されている。9月19日以降週6回のペースで放送されている、きょうで47回目の再放送である。

1600の「ふるさとの風」は9975kHz、この時間パラオの電波も強い。しかしそれ以上に10kHz上のRFAが強すぎる、その被りがかなり大きい。
懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で番組開始。 拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2015年3月5日収録である。23歳で拉致された修一を返せと切実なメッセージである。続いてお姉さん市川龍子さんから2014年3月12日収録のメッセージ、拉致されているのが分かっていながらなぜ助け出さないのかと訴えている。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は無し。この番組は2015年11月2日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は5990kHz、ジャミングは聞こえない、ここも5kHz下からの混信がうるさい。受信状態は悪い。水曜日は朝鮮語放送が出ている。CRI終了後の3分間だけがよく聞こえている。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい