2015年10月24日

10月23日ふるさとの風

B15の「しおかぜ」については先に書いた通りである。放送時間を30分繰り上げ、出力も300kWとなる。しかしその周波数選定に関しては、相変わらず何も知らないど素人が机上で決めているだけで体をなしていない。HFCCのリストだけでは仕事をしているとは言えない。当たり前だが北朝鮮はHFCCに登録はない。
なにもこれは「しおかぜ」に限ったことではない。R.Japanの使用周波数を見ても、混信があろうがお構いなし、八俣送信の周波数が変更されたことはない。

23日も9950kHzは強力に入感している。ジャミングは聞こえない、出ているようには思えないがさて?。朝鮮語、日本語放送ともに受信状態は良好である。朝鮮語今週の一曲は日野美歌と葵司朗の「男と女のラブゲーム」、2012年3月、2014年1月に登場している。日本語放送は1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、先週も放送されている。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、ジャミングは聞こえない、5kHz下が巾を利かせているだけである。八俣の電波もそれほど強くはない、受信状態は悪いが、朝鮮語の出ていることはよくわかる。後半1400も朝鮮語が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの信号は今日も強く、この時間もジャミングも聞こえない、受信状態は極めて良好である。23日金曜日もこの時間の日本語放送は「ふるさとの風特別番組」として、拉致被害者家族のビデオメッセージに収録されている中から、ご家族のメッセージが放送されている。9月19日以降週6回のペースで放送されている、きょうで30回目の再放送である。
1600の「しおかぜ」は5985kHz、早くも1510:40に強力なPipジャミングが出現した。CRIが強く受信不可能。25日からの受信状態に期待するしかない。

1600の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く聞こえない。受信状態は良好である。懐かしい日本の歌「春の歌」で番組開始。拉致問題解説は有本恵子さんについて、1983年7月ごろコペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員死亡と北朝鮮は虚偽報告している。
ふるさとの声はお父さん有本明弘さんから、2014年12月13日に開催された「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム」で公開収録されたもの。
お母さんの有本嘉代子さんからのメッセージは、2015年3月の収録。続いて2015年4月26日東京で開かれた「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録した明弘さんの訴えがでている。今日の一曲はない。この番組は2015年10月14日と同じ内容である。
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