1300の9950kHz「イルボネパラム」朝鮮語放送はジャミングもなくクリアーに聞こえている。1330の「ふるさとの風」もジャミングは聞こえない。拉致問題インフォメーションは、10月7日内閣改造が行われ、新しい拉致担当大臣の記者会見の発言がダイジェストで出ている。ニュース解説は「朝鮮労働党創建70周年」について。
拉致問題解説は「平成26年度 拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取組についての報告」の中から総論部分を紹介。
朝鮮語今週の一曲は日野美歌と葵司朗の「男と女のラブゲーム」、2012年3月、2014年1月に登場している。日本語放送は1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、先週も放送されている。
1330の「しおかぜ」は6020kHz、ジャミングはない、しかし6015kHzのスーパージャミングが強い。22日木曜日は英語放送が出ている。後半1400も英語放送である。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオからの信号は強く、この時間もジャミングも聞こえない、受信状態は極めて良好である。22日木曜日もこの時間の日本語放送は「ふるさとの風特別番組」として、拉致被害者家族のビデオメッセージに収録されている中から、ご家族のメッセージが放送されている。9月19日以降週6回のペースで放送されている、きょうで29回目の再放送である。
1600の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングもなく、かつパラオの信号もきわめて強力である。受信状態は良好。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった。20年後拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。続いて2015年4月26日に開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」での横田早紀江さんの訴え。あの手この手を使い孫娘と会わせるなど、現体制下でトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。これに迎合した日本のテレビ局もあり、今や経営不振に陥ってしまった。
今日の一曲は無し。この番組は2015年9月25日、10月4日と同じ内容である。
1600の「しおかぜ」は5985kHz、早くから強力なPipジャミングが出ている。下からのジャミングの突き上げもあり内容の聞き取りはできない。1330の6020kHzと同じ英語放送が出ている。