2015年07月10日

7月9日ふるさとの風

9日1300の「イルボネパラム」9950kHzはジャミングも全くなし、クリアーに聞こえている。後半1330「ふるさとの風」も受信状態は良好である。拉致問題インフォメーションは、6月23日国連人権高等弁務官事務所が韓国のソウルに現地事務所を開設したことについて、6月26日の閣議後の記者会見から、山谷拉致担当大臣の発言が出ている。続いて日本政府外務省報道官談話が次のように放送された。
6月23日、国連人権高等弁務官事務所が韓国のソウルに,北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)報告書をフォローアップするための事務所を開設したことを歓迎します。我が国からは別所浩郎駐韓国大使が、同事務所の開所式に出席しました。
同事務所の開設は、昨年2月に公表されたCOI報告書、及び昨年3月に人権理事会において採択された北朝鮮人権状況決議の勧告を受けたものです。
同事務所は、北朝鮮の人権状況の監視及び記録を強化し、北朝鮮の人権状況の可視性を維持するための現地組織であり、国連において長年にわたり拉致問題を始めとする北朝鮮の人権問題をEUと共に取り上げてきた日本政府としては、拉致問題を含む北朝鮮の人権状況の早期改善のため同事務所の活動に協力していく考えです。
ニュース解説は「北朝鮮の軍事的脅威とアメリカ」について。故郷の声は、曽我ひとみさんのメッセージ、2015年2月27日収録である。
今週の一曲は朝鮮語が1986年のヒット曲チェッカーズの「Song for U.S.A.」、2012年7月以来3年ぶり。日本語は1968年のヒット曲黛ジュンの「天使の誘惑」、これも2012年1月以来の登場である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、まだジャミングはない、依然として6020kHzへ垂れ流しが続いている。周波数変更後一週間経つがまだそのまま放置状態である。9日木曜日は先週に続き英語ではなく日本語放送で、同じ番組が出ている。
6月14日福岡市役所で開催された集会とデモ「北朝鮮人権侵害問題啓発集会 &国民大行進 in 九州」について。あらゆる手段をもって拉致被害者を救出することなどを求めた決議文を採択、以下、放送された内容
決議文
一、政府にとって国民は自分の家族である。拉致被害者は我が親、我が兄弟である。政府は自分の家族が奪われたのだという認識を徹底して持ち、その家族を救出することを全国民・全世界に向かって宣言せよ。
一.教育現場では未だ真剣に拉致問題が取り上げられていない。年齢に応じた教材を作り、全ての教室で繰り返し繰り返し拉致問題が取り上げられるように早急に取り組め。
一.拉致は明確な人権侵害である。北朝鮮は拉致被害者の過程を破壊した。政府はこのことを大々的に全世界に訴え、北朝鮮が無条件で話し合いの場につくまで、徹底して北朝鮮を孤立させよ。
一.我々は、北朝鮮によって罪無き国民が連れ去られ、終わりなき隷従と圧迫に苦しんでいる現状を許すことは絶対にできない。拉致被害者の家族は次々に亡くなられている。私たちは政府を信じ、政府の後押しをしておれば、拉致被害者は家族の元に帰ってくると信じてきた。だがいつまで拉致被害者とその家族を苦しませ続けるのか。親や家族が死んだ後に取り戻してどれほどの意味があるのか。もう限界は超えた。政府は、如何なる手段を講じても、国民を救出せよ。
一、拉致は直接侵略である。外交交渉で北朝鮮が拉致被害者を帰さない以上、政府は北朝鮮との一切の交渉を取り止め、体制を立て直すべきだ。主権が侵害されている以上、拉致被害者救出以外の他の交渉は一切してはならない。拉致対策本部を対北朝鮮主権回復対策本部に改変し、防衛大臣を担当大臣となし、他の大臣はこれに協力する、あらゆる方策をとれる体制にした上で、一刻も早く北朝鮮に拉致された全ての日本国民を救出して、主権を回復することを強く要求する。
右、決議する。
拉致問題対策本部長 内閣総理大臣 安倍晋三殿
平成二十七年六月十四日
北朝鮮に拉致された日本人を救出する九州連絡協議会
北朝鮮人権侵害問題啓発集会 参加者一同
続いて北朝鮮空軍について、6月22日の労働新聞から、朝鮮で女性戦闘士が誕生したとか。救出への道コーナーでは島根県益田市山本浩章市長のスタジオ収録メッセージから出ている。続いて6月20日秋田県由利本荘市で開かれた救う会秋田主催の集会での古谷圭司拉致問題対策本部長・前拉致問題担当大臣のメッセージ、御法川信英(自民)、村岡敏英(維新)の両衆院議員のメッセージが出ている。13:52:28に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
後半1400は朝鮮語放送、三氏のメッセージが日本語のまま出ている、その後、集会での決議分が放送されている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く聞こえない。懐かしい日本の歌「どんぐりころころ」で始まった。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2015年3月に収録された、お兄さん松本肇さんからのメッセージ。
続いて2015年4月26日「最終決戦の時、不退転の決意で全員救出を!国民大集会」から松本肇さんの訴え。 当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人二人からは、2007年の収録で、同級生矢倉修さんからも、これは過去放送されたメッセージと同じ内容ある。
今日の一曲は1977年のヒット曲狩人の「あずさ2号」、意図しないで旅立ったまま、生涯帰ることのできない人はどんな思いで聞くのだろう。この曲で一躍有名になった列車、現在新宿8時発は特急スーパーあずさ5号である。この番組は2015年6月3日、21日、30日と同じ内容である。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい