1300代の9950kHz、10日もジャミングは聞こえない、20kHz幅の強力な台湾からの電波が届いている。1330に日本語放送とともに毎日同じ番組が出ている。今週の一曲は朝鮮語が1986年のヒット曲チェッカーズの「Song for U.S.A.」、2012年7月以来3年ぶり。日本語は1968年のヒット曲黛ジュンの「天使の誘惑」、これも2012年1月以来の登場である。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは全くない、7月10日もまだ6020kHzへ垂れ流しが続いている。金曜日は、是bはん、後半ともに朝鮮語放送である。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングはない、クリアーな受信状態である。懐かしい日本の歌「月の砂漠」で始まった。
拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月ごろ大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者のよって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへ、2015年3月のお兄さん石岡章さんからの手紙が代読されている。今日の一曲は1979年のヒット曲円広志の「夢想花」、とんでとんでとんでと何回も出てくる特徴のある歌で、いつまでも記憶に残っている歌のひとつである。番組構成は4年前と同じだが、メッセージだけは新しい収録になった。この番組は2015年6月13日、22日、7月1日と同じ内容である。