2015年02月20日

2月19日ふるさとの風

19日は北朝鮮のスーパージャミングが止まったままである。しかし放送のほうは止まることなく出ている。これが本来の姿だ。無意味なジャミングを止めれば海外向け放送は出せるという証ではないか。スーパージャミングのない日は極めて珍しい、今まで出なかった日はいつのことだろう。と思っていたら1411過ぎに一斉にスーパージャミングが出てきた。

そんなこともあり、19日の9950kHzは昨日とは打って変わりクリアーに聞こえている。1300の朝鮮語、1330の日本語も最高の受信状態である。
ニュース解説から「中国の専門家の見方」について。今年の8月までには北朝鮮が非核化に向かうとの中国の見解を述べている。拉致問題解説は「平成25年度拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取組についての報告」の中から「各国との連携」についての部分の解説。今週の一曲は朝鮮語が山本リンダの「どうにもとまらない」、初登場の曲である。日本語放送は1972年のヒット曲、天地真理の「一人じゃないの」、これは2年ぶりの登場である。天地真理の歌あたりから信号がダウン、かなりノイジーになってきた。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは全くないが、八俣の電波もやや弱い。19日木曜日は英語放送が出ている。1355:22に「日本政府からのメッセージ」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全く無い、この時間パラオからの信号はかなり持ち直して受信状態は良い。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった。20年後拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さんから2014年2月に収録。横田早紀江さんからも2014年2月収録のメッセージである。続いて2014年2月に都内で開催された「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」から横田早紀江さんの訴え。あの手この手を使い孫娘と会わせるなど、現体制下でめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
それなりの関係者は「金正恩の母親は横田めぐみさんだ。」とはっきり断言しているほどだ、朝鮮問題に関係ない人達が全く同じ事を言うのだが、 この情報は世界の諜報機関の中では常識らしい。
今日の一曲は1972年のヒット曲、森昌子の「先生」、この番組は2014年11月3日、21日、30日、12月9日、18日、27日、2015年1月5日、14日、23日と同じである。
1600の「しおかぜ」は5910kHz、ジャミングもなく英語放送がよく聞こえている。1648にノイズが出てきたが、これはスペクトラムから見てジャミングではないようだ、5950kHzにも同じかまぼこ型の山が見える。
この5910kHz、1700にいきなり火竜ジャミングが出てきた。BBCをつぶしてしまった。1703にヒンディー語に切り替わった。1703:45にノイズは消えた。またCRIが依然行っていた気まぐれ送信を始めたようだ。旧正月の臨時送信か、1757に番組は終了、キャリアーはきれずフィーラーを出している、時々BBCが浮かんでくる。1800キャリアーオフ、BBC単独になった。
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